昨日No1667(Evening版)からの続きです。副題:決着
お、お、おまえ・・ら・・う、うしろ・・見て・・みろ・・・
フン!~後ろだと・・・なんだぁ~~~~~~!!!
ガッガァ~~~~~~~ン!!!~あっ・・あれは・・・
ガッガァ~~~~~~~ン!!!・・まっ!まさか!!※GooglePhoto参照
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※野中智史/三味線職人 ※KYOTO CKAFTS MAGAZINEインタビュー記事より参照
そうじゃ~伝説の京都の三味線職人”野中智史さん”じゃ・・
~泣いて詫び入れてももう遅い。オレは絶対許さねぇ~!!
ガッガァ~~~~~ン!!!あっ、あっ、あれが・・で、で、伝説のしゃ、しゃ、三味線職人!い、い、いやだぁ~~~~!!!
ぎょ~~~~~~!!!ひっ、ひっ、必殺三味線職人・・・※GooglePhoto参照
ガッビィ~~~~~~~ン!!!おっ、御許しくださぁ~!! ※GooglePhoto参照
ガッ~~~~~~~~~ン!!!どうかどうか!命だけは・・!! ※GooglePhoto参照
・・おっ・・お・の・れ・・NISHIKAZE・・図ったな・・チッ・・
ふん!そうだ~わかったか!オマエ等全員 ”三味線” の材料として野中さんの工房に連れて行ってもらうよう、手筈は整えていたからな。オレはお前らの様な”悪野良クソ猫”と頭の出来が違うんだよ!!・・
まっ!精々頑張ってこいや!この先お前達と会えるかどうか分らんがな・・京都の舞妓さんの膝の上に乘って、精々可愛がってもやえやぁ~!!!じゃな!達者でな!!~フン!!
わっははは~笑いが止まらんわ!!・・しかし、舞妓さんかぁ~・・本当はオレが行きたいわ!!!
ちゃんちゃん~♪
~~~👇此処から少し「猫と三味線」のお話♬👇~~~
有名な浮世絵 ”三毛猫の三味線稽古風景” 歌川国芳(1798-1861 享年63)
【三味線の皮は猫の皮と思われがちですが、実際には犬皮の方が多く使われています。 ”猫は腹の部分、犬は背中の部分の皮”を使うそうです。
ココ👉 ”猫皮は貴重で価格”が高く、高級な細棹三味線と地唄用の中棹三味線に使われます。 因みに、稽古用の三味線や太棹三味線はすべて犬皮です。】
【※今回の事で色々検索してみたのですが、現在の三味線加工に使用される”犬猫の皮”の99%は中国から輸入された皮材料だそうです。色々調べていくうちに日本人が動物に対する心の情や念はとても素晴らしいものだと改めて知りました。
世界広しと言えど、”動物たちや物”に対する供養する精神をもっているのは日本人だけです。それが証拠に、人の為に死んだ”動物”達を必ず”供養”する習慣があります。それは家畜やクジラ魚類でも同じで、必ず”供養”する為の”神社/祠/(寺院含む)は其の地に必ずあります。それも遠い古から脈々と続く日本人の「魂」がそうさせるのですね。
改めて命ある全てのモノに深い慈悲の念が強い日本人。この国に生まれて良かったと思います。※これについては途方もなく時間を費やすので詳細は今回割愛します。】
【ココ👉 猫皮と犬皮では、厚さや毛穴の大きさなどの違いから音質も違ってきます。 猫皮の方が、より繊細な音色になります。 津軽で使う太棹三味線には最もぶ厚い丈夫な犬皮を使います。 ぶ厚い皮ほど重厚な音色になり、薄いほど、抜けの良い軽やかな音色になります。】
二回目~ちゃんちゃん~♪~(´艸`*)
と、言う事で皆さんきょうも一日お疲れ様でした~♪それではまたね~(´艸`*)~Good night see you soon~~♬
※写真:野中智史/三味線職人
1982年、京都生まれ。幼少のころから三味線を始める。専門学校へ進学後、三味線製作を開始。2008年、京都・東山のあじき路地で工房を開設。現在は三味線製作のほか、座敷やイベント等で演奏なども多数行う。※KYOTO CKAFTS MAGAZINE参照