先日、仕事の都合で呉市へ~午後からの用事でしたので、午前中に「呉市本庄水源地堰堤(えんてい)」を訪ねてみる事に・・・
以前からこの「本庄水源地堰堤」には是非機会作って、一度は訪ねてみたいと思っていた。平成11年5月に「国重要文化財指定」を受けているそうで・・勿論、現役の水道施設では初めての指定だ。
大正7年(1918)旧・呉鎮守府の為に建設された水源地だが~戦後、呉市民の水瓶として活躍、現在に至る。
『堰堤(えんてい)とは・・
川水を他に引いたり、流れを緩やかにしたり、また釣り場をつくったりする為に築かれる堤防。ダムより小規模/貯水池 (国語辞典大辞泉より)』
午前中に簡単な手続き(電話/ファックス予約)を済ませており、スムースに施設内に・・~(^。^)
花崗岩(かこうがん)で造られた、この長さ97m高さ25mの「堰堤」を間近でみると、それは重厚さと美しさを備えた難攻不落の「要塞」のようだ。
今年90歳になるこの建造物もまだまだ現役だ・・改めて日本の建築技術の高さには驚かされる~
『画像 花崗岩の切石で建造されたこの「堰堤」は、美しいアールを描いており、こんなところにも日本人の繊細さを感じ、何時までも眺めていたかった・・・』