人気の無い校庭に足を踏み入れ、角から周りを眺める。すると数本の枝ぶりの良い立派な「松ノ木」が目に入った。 校庭に「松ノ木」?・・はて?・・「学び舎」には「桜樹」と「金次郎像」がお決まりのパターンだと思い込んでいた私は、少し驚いた~('o'=) ?!!!・・・
年季の入った校門 校門の後ろに立派な「松ノ木」が二本立っていた 白い大理石の「札」には旧地名の「廣島懸山縣郡松原小学校」と記されていて、右の門にも同じく「河内町立松原幼稚園」と記されていた
此処は「広島県戸河内町立松原小学校」~去年2008年(H20)3月に廃校になった・・この「学び舎」には4年程前に二度程訪ねているが、そのときは未だ現役で・・放課後その木造校舎の校庭で遊ぶ数人の児童達が記憶に残っている・・
平成20年3月31日 閉校式典があり、そのときの「閉校記念碑」裏には学校「沿革」が記されている・・
先ほど、此処から約7~8Km西に在る「小板地区」の水田を撮ってきた帰りだ・・その帰り道、この木造校舎「松原小学校」に立ち寄った。 因みに小板には、この松原小学校の「小板分校」があり、随分前から休校になってはいたが、H20年3月に本校である「松原小」が閉校した事に伴い、小板分校も休校から完全な廃校になったと知った・・・
「河内町立松原小学校小板分校」 この画像は06年に撮ったもので、この時点で休校だったが・・それでも休校からかなり時が経っていた事が伺えた・・
・・・この松ノ木・・樹齢どれ位だろう? さっき見た「閉校記念碑」には確か開校明治8年(1875年)と記されていたから・・計算すると~えぇ~と、α~ (ー.ー") ンーー~今年で134年経った事に成るから・・・樹齢134年だ!!~?なんて、単純に思ったけど、さて?どうなんだろう?~(-_-)ゞ゛
「小板分校」の通学路に朽ち果てた「通学路あり」の標識が斜めに倒されていた・・是には何故か物悲しさを感じた
だけど、こうして校庭から間近に見る「木造の学び舎」は、やはり温かいオーラを放っていた~上手く言えないけど・・遠い昔からこの光景を見ていた気がするし、知っていたような気がする~それほど温かな懐かしい優しさを感じる・・ヽ(´▽`)/~♪
校庭角から「セピアカラー」で撮ってみた 校舎前にも立派な「松ノ木」が在る 校名(地名)の由来から「桜」では無く、「松」を植えたのだろうか・・α~ (ー.ー") ンーー
さて、今回も温かな「学び舎」に逢えました・・廃校になった事は心底寂しく思いますが、この学び舎達には、第二(再利用)の生き方を願って止みません~そして、どうか何時までもこの姿を存続させて欲しいと願った次第です~m(__)m