無人駅舎のホームに出て、右方向にゆっくり歩きながら探してみた・・ホームの突端から山側の斜面に目をやると、それは確認できた~
枯れた草木を全体にまとい、寂れた“転車台”が・・・此処は広島と島根の県境に程近い中国山脈の深山にある『備後落合駅』~ 数年前、この駅舎構内の何処かに「転車台」が残っていると、人から聞いていたが、今日まで見つけることが出来なかった・・
山深い山間部を走るローカル線(木次線/芸備線)の哀愁漂うこの無人駅舎・・80年代までは随分賑わっていたらしいのだが、今は人の往来もなく、ひっそりと佇んでいる。 そんな「駅舎構内」の何処に「転車台」が在ると言うのだろう・・?
過去の写真を見てみても、其れらしき物は写っておらず、山側の斜面には伸びきった草木が茂っているだけで、転車台らしき機械は見当らなかったが・・
だけど本日、今まで見つけられなかった原因がわかった~其れは伸び放題に茂った草木が転車台を覆い隠すようにしていたからなのですねぇ~α~ (ー.ー") ンーー
今のこの時期、寒さで草木が枯れた為、その姿を人目にさらす事に相成った訳で・・勿論、今回はPC検索による下調べもしていったので容易に見つける事が出来た~
ホームの突端から線路に降り、その転車台に近づくと、枯れた蔓が少し不気味さを感じさせせてはいるが、紛れもない“転車台”だ。
私は鉄道マニアではないが、昭和を感じさせる「物」全てが好きで・・この「転車台」も昭和の時代に活躍した「蒸気機関車」を反転させるのに一生懸命働いてくれたのだろう・・
さて、この「備後落合駅舎」~山間に位置する木次線と芸備線が交差する貴重な駅舎なのだが・・利用者も少なくかなりの赤字路線だ・・そうなると「廃線」と言う文字が頭を過ぎったが、願わくば何時までも現役でいて欲しい路線・・何時か機会をみつけて乗車してみたいと思う~
※貴重な写真を拝見させて頂きました♪昭和40年代(1965年~)備後落合駅が賑わっていた頃ですね。之です⇒http://slim2000.blog79.fc2.com/blog-entry-583.html
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