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元気にやってます( ´-`)

キッチン・ブルー

2016-03-16 11:52:39 | みさきゴト
読書活動が忙しくてブログをサボりがちです^^;

もう卒業で大学の図書館に頼れなくなると思うと、
「あれも読まなきゃ!」「これを読まずして卒業できん!」
ってのがありすぎて、3年生の後半から
借りる本を計画的にしてきたはずが、
それでも読みたい本は世の中にどんどん出てくるもので、
結局絞り切れぬまま・・・そして、今、大慌てで読んでます。
(返す日が近づいてるの
なんで世界にはこんなに面白そうな映画や本が
いっぱいあるのだろう?

昨日は遠藤彩見(さえみ)さんの「キッチン・ブルー」を一日で読破。
目次で章タイトルを見たときは
「『キャバクラの台所』がおもしろそう~」と思ってたけれど、
これが一番微妙だったかも
最初のほうの「食えない女」と「さじかげん」と
「味気ない人生」が良かったな。

一見バラバラに見える短編ですが、
たぶん舞台はみんな同じひとつの街で、
ある男性がいくつかの話にまたがって出てくるので
少しだけ連作感があります。(そういう小説大好き
「食」ってほんとに生きることや幸福感に繋がってて、
もっと「食」を大事にしたいなと思いました
(いろんなご飯が出てくる中、
私は春巻きが一番食べたくなりました

あと最近はアガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」を読みました。
出版当時、そのやり方がフェアかアンフェアかと
かなり物議を醸したそうですが、私はフェアだと思います。
ミステリー小説にはこうやってどんどん騙されたい!
というか、騙されたいけれど、むしろこの作品は
「もしかしてこの人が犯人なのかな?」って
わりと分かるほうかと・・・
この私で気づいたくらいですから。

(詳しいことは忘れましたが)時間の書き方が、
「21時40分まで~~~をしていた。22時10分前には~~~をした」と、
「21時50分」と書かずにいたことに違和感を感じたのが最初でした。
読者にぼやっとした印象を与えるため?
そんで、このあいだの10分は何を?と。

卒業までにクリスティーの有名どころはほぼ読めましたが、
「ナイルに死す」だけはタイミングが合わなかったので、
今度ブックオフで探そうと思います。


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