見え隠れするモノ
って言うのが
あるとする
だけど
それは誰しも持った
何かの思想であり
何かの雑念だったりもする
それが間に
見えてしまったりする時に
あたしは
稀に虚しくなったりもした
だから成る可く見ない様に
していたが
やはり
見えてしまうモノは
仕方が無い
これは別に
特殊とかいうモノでもない
あたしが
してきた環境で
ただ身に付いて
しまったモノで
逃れられない一環
だったりもする
見透かしている
ワケでもない
ただ
見えてしまうだけ!
だから他人からしたら
それは小馬鹿に
しているとか
見えたり思われたりもする
ていうか
あたしの鼻で笑う癖は
そんな処から
生まれたのかもしれない
そうして今まで
何人傷つけて
きたのだろうか
だが
それは傷では無くて
本意に忍び込んだと
いうだけ
それに触られた相手の
反応にしか過ぎない
そう
過去の自分を
振り返ってみた
今はダンナのお陰で
人間らしいが
あの頃の私が
くだらなくも思える