2030年までに、魅力的で持続可能な地域社会づくりを進めていきます。
2030年までに、地域SDGsの実施を強化し、地域社会経済変革を進め、着実に地域統合的自然再興(ネイチャーポジティブ:生物多様性の損失を止め、反転させ、自然を回復軌道に乗せる)をし、良好な環境を創出して、地域の高い生活の質 (ウェルビーイング)を実現し、「2050年自然共生社会」構築をめざします。
2030年自然再興を実現して、生態系の健全性を回復し、人類の生命維持システムを健全にし、気候危機に対処する能力を強化して、持続可能な開発を強化していきます。
地域統合的自然再興ができなかったら、「高い生活の質」は実現しませんし、「2050年自然共生社会」も構築できません。
「軌道に乗っているターゲットは5分の1に満たず、世界はSDGsの約束を果たせなくなりつつある。」(「持続可能な開発目標報告2024」)
「SDGsを都市や地域にローカライズし、進捗を加速させます。」、「地方、市町村、その他の形態の政府の行動力を強化することは、三つの危機に対処(<生物多様性損失・汚染・気候変動の闘い>)するための世界的な取組を拡大するための重要な要素であり、最終的には、より広範な持続可能な変革に利益をもたらすものです。」、「複数の目標にまたがる進捗を一度に加速する SDGsのローカライゼーションへの効果的なアプローチを促進する。」(「G7気候 ・ エネルギー ・ 環境 大臣会合 コミュニケ」から)
環境は、大気、水、土壌、生物などの間を物質が光合成・食物連鎖などを通じて循環し、地球全体または特定の系が均衡を保つことによって成り立っており、人間もまた、その一部ですが、人間は経済社会活動に伴い、環境の復元力を超えて資源を採取し、環境に負荷を与える物質を排出することによってこの均衡を崩してきており、この均衡の崩れが気候危機や生物多様性の損失の形で顕在化し、人類による環境負荷はもはや地球の環境収容力を超えつつあります(「環境基本計画」)。
世界の自然とのつながりを取りもどそう。国連の生態系再生の10年 「Great Mother」
地域SDGsの実施を強化し、地域SDGsへの効果的なアプローチを促進し、地域SDGsの複数の目標にまたがる進捗を加速し、緊急に、世界的な三つの危機(生物多様性損失・汚染・気候変動)の対処に取り組んでいきます。
地域の主体性を基本として、パートナーシップによって、環境、経済、社会の課題について、統合的にシナジーを発揮しながら解決していきます。利用可能な最善の科学・先住民の知識・伝統的知識および地域コミュニティの知識を考慮し、脆弱な立場にある人々を取り残さない包摂的なプロセスを採っていきます。知識やデータの活用をし、ローカライゼーションの推進を通じて、分断を克服し、意思決定における多様なステークホルダーの参加を促進していきます。地域や世界のプラットフォームとフォーラムを通じて、優良事例・ツール・成功事例や教訓を収集、統合、共有していきます。
SDGs目標に向けたシナジーの高い取組を最大化していきます。シナジーのある行動を強化することが、地球が直面している生物多様性の損失、汚染、気候変動という3つの危機を克服する鍵です。<生物多様性損失・汚染・気候危機との闘い>:生物多様性の損失、汚染、気候変動への取組において、シナジーを世界規模で推進し、シナジーのある政策やプロジェクトを積極的に実施します。シナジーの創出により、<生物多様性損失・汚染・気候危機との闘い>に勝利し、SDGsの統合的同時達成をするために、その進展を加速していきます。
「我々の世界・地域を変革する:持続可能な開発のための2030 アジェンダ」の決意
「恐怖および暴力から自由であり、平和的、公正かつ包摂的な社会を育んでいきます。」
令和6年 長崎平和宣言 解説書 「核兵器廃絶は、国際社会が目指す持続可能な開発目標(SDGs)の前提ともいえる『人類が生き残るための絶対条件』なのです。」、「国境や宗教、人種、性別、世代などの違いを超えて知恵を出し合い、つながり合えば、私たちは思い描く未来を実現することができる。」
「環境悪化抑制の成功と核戦争回避で動物種の絶滅が10-15%に」
人々の暮らしについて、「ウェルビーイング/高い生活の質」が実感できるよう、気候変動や生物多様性の損失、汚染による環境への危機などに対処し、ライフスタイルのイノベーションを創出しつつ、安全・安心、かつ、健康で心豊かな暮らしを実現していきます。
「民主主義、グッド・ガバナンス、法の支配、そしてまたそれらを可能にする国内・国際環境が、持続的で包摂的な経済成長、社会開発、環境保護および貧困・飢餓撲滅を含めた、持続可能な開発にとってきわめて重要である世界」をめざしていきます。
「地球が現在と将来の世代の需要を支えることができるように、持続可能な消費と生産、天然資源の持続可能な管理と気候危機に関する緊急の行動をとることを含めて、地球を破壊から守っていきます。」
2030年統合的自然再興の実現に向け、企業などによる地域における生物多様性の増進のための活動を促進していきます。(生物多様性増進活動促進法:地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律)
環境、経済および社会的な活動を将来に向けての経路に統合する、大胆かつ迅速、そして持続可能で包括的な行動により、SDGs、多国間環境協定、国際的に合意された環境目標や他の科学的根拠に基づく目標を達成していきます。(GEO-6)
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