プレゼント箱を配り
終えたぼくが帰る家。
チョコでできた生クリーム
ケーキの山の上。
灯りをつけて
ベッドにダイブした。
つかれきったトナカイたちは
皿の端に繋いだ小屋で
イビキをかいてる。
そう ぼくは、サンタクロース。
おじいさん?まさか。
サンタのアルバイトに
入って12月になってから
バタバタしてたんだ。
思い出した、一人だけ
プレゼントを渡し忘れた
女の子がいたこと。
目覚まし時計のベルが
寝ぼけて何回もなる
夜。
きみのもとに
走っていくよ。
もうサンタの服も
トナカイもないけれど。
ぼくが途中まで作った
作りかけの気持ちが
入ったプレゼント。
きみの笑顔があって
はじめて完成するんだ。
どうか、どうか、
間に合って。
メリークリスマス。。。
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