えんおりの縁(えん)

読んで頂いた方とささやかな「縁」を結んでいければと、広く自由にあれこれ思いや感情を発信する町工場のブログです!

「えんおり」もSDGs!

2024年05月23日 | お知らせ
   春から夏への季節の変わり目。  こういう時に風邪を引いたり体調が崩れやすくなりますから、皆様体調管理にはくれぐれも気を付けて下さいませ(こんな事を言っている私自身がGWに風邪を引いてしまいましたので)。


   さてさて、最近SDGsという言葉が世間一般にもう浸透している感じがしますが、”持続可能な開発目標”という意味の英語の略称です。  2015年に国連で採択され、2030年までに国、自治体、企業、団体等々、それぞれが”貧困を終わらせ、地球環境を守り、すべての人々が平和と豊かさを享受できる世界を実現する”(SDGsコンパス様のサイトより引用)為に貢献すべき色々な目標です。  


   SDGsの目標は17項目あるのですが、それぞれの置かれている立場で達成すべき具体的な目標は色々だと思います。  そんな中...


   ついに我ら「(株)えんおり」もSDGs達成宣言をしました💦💦 (^^;





   実際には昨年の6月に宣言しておりまして、ご報告がズルズルと遅れてしまい、このタイミングとなってしまいました<m(__)m>



   17項目の中で取り組むポイントはそれぞれで異なってくると思いますが、弊社は業務用浴衣の染色工場。  やはり最大の肝は”環境保全”であります。  化学薬品である染料や助剤を使用し、被染色物である布を熱で乾燥させ、更に強い熱をかけて染料の染着を強固にしていく。  工場としては環境保全とはかけ離れた事をしている訳でして、目標達成は非常に困難ではないかと最初思いました。  ましてやこんなちっぽけな染色工場に何が出来るのか、と。



   でも気負って考える必要は無く、弊社の規模に合わせてやれる事をコツコツと... って考えると結構取り組める事はあるなと思いました。  染色排水を今まで河川に一部流していたのを100%下水道に流す事(これは既に達成しています)、染料の余りを出来るだけ出さない、また再利用出来るものはしていく事、乾燥用の熱源を重油やガスがら電気に変えていく事、水道水ではなく地下水を利用して無駄な公共水の使用を抑える事、他にも考えると小さな事だけれども環境保全に貢献していける事はまだまだあります。


   国連で採択されたなんて聞くととてもスケールの大きな話に聞こえますが、身の丈に合った取り組みで大丈夫!  子の世代、孫の世代にも温泉文化が持続的にしっかりと引き継がれていく様、えんおりはコツコツとSDGs達成に向け頑張ってまいります!














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能登半島地震

2024年01月23日 | 思い
  まずは今回の能登半島地震により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。 また、怪我や病気をされたり、そうでなくても自宅や職場、学校等の物的損害を受け今現在も苦しまれている方々に心よりお見舞い申し上げます。 更には被災地復旧の為各方面で奮闘されている皆様に心より感謝申し上げます。 被災地の皆様が確実に心の安寧と日常生活を取り戻していける様心から願っております。 その為に自分自身が出来る事を考えて行動していきたいと思っています。


  観光の部分では七尾市の和倉温泉等、弊社でもお仕事でお世話になっている観光地が大きな被害を受けている映像をテレビで見る度に心を痛めています...



  地震直前の昨年末、私は久々に岐阜県の下呂、高山へ温泉♨旅行に行ってきました。 どちらも非常に活気があり、日本人より多いんじゃないかと思う位外国人観光客であふれており、これでインバウンドを含めた観光需要も確実に軌道に乗ってきたなと心の底から嬉しく思っていた矢先の事でした。


  
  以前何かのテレビ番組で、外国人(特に欧米系の方達?)の方々は地震に対して我々日本人以上に非常に大きな精神的ダメージを受けやすいという話を聞きました。 今私が心配するのは今回の地震で日本に対して災害バイアスがかかり、インバウンド需要に風評被害が生じる事です。 三年にわたるコロナ渦がようやく落ち着きを見せてきて、観光業はここからという大事なタイミングです。 ここは国を挙げてケアをして頂き、観光業界の皆様には逆境を乗り越えて欲しいと切に願っております。



  痛ましい地震で始まった2024年。 今年の年末には能登半島で生活される方々に笑顔が取り戻されている事、また能登半島地方の観光業に年末需要の活気が満ち満ちている事を心より祈りながら、今年一年能登半島を全力応援していきたいと、これを遅ればせながら新年の思いとさせて頂きます。

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私が思う 「今年の漢字」2023

2023年12月22日 | 思い
   こんにちは。 ご無沙汰しておりましたブログ久々の投稿です。 突然な話題ですがw、毎年この時期になると発表される「今年の漢字」(一文字で) ってありますよね。 因みに今年2023年の一文字は「税」だそうです(これって公益財団法人の日本漢字能力検定協会って所が主催しているんですね。 初めて知りました。)



   確かに今年は色々な場面で税金の負担や新しい税金制度、更には税金の使われ方等色々と議論された年だったなと私も思います。 他の有力候補としては「暑」、「戦」、「虎」等々。 なるほどね。


   
   私が今年の世相を表す漢字一文字として、これだと思ったのは「炙」、あぶ(り)... です。 正確には今年というよりここ1,2年かな? 



   小学校の時によくやったと思うのですが、紙に果物のエキス等で字やマーク等を筆で書いて、それを火で炙ると最初は見えなかったそれらがボワッと見えてくる、そう、炙り出しの実験です。 私も書いたものが見えてきた時は興奮したものです。 本当は「炙り出し」と言いたかったのですが、一文字という制約があるので「炙」としました。



   もう読んでいて分かる方は分かるんじゃないですか? ww この日本社会、何と炙り出し現象の多かった事か! 具体的な名前は申し上げられませんが、物づくり産業界、政界、エンタメ業界、大学教育界、等々... 違う分け方をしたらもっと色々あるのかな?



   先程も申し上げましたが、今年1年というよりはコロナ蔓延後のこの数年、って事ですかね。 私の勝手な想像ですが、日本社会の経済活動の特色、企業風土、人間(家族)関係、そういったもの諸々がここ数十年(バブル後?)に、それまで心や道義的繋がりに信頼の比重を高く置いていたのが、お金や地位・名誉の繋がりに信頼の比重を置く方向へと信頼の比重が一気にシフトしてしまったのか。 それでも要領良くやる人・我慢強い人・諦めてしまう人、そういった人達の、日本人の性とも言える良心・犠牲があり、ギリギリの所で表向き世の中は大きく荒れる事無く平穏に経過していったのか。 それがコロナ渦で社会経済活動が一度ほぼゼロになり、お金も人の流れも止まり、たちまち利益・拝金志向の世の中は軋んでいきギリギリ保たれていた様に見えた仕組みが一気に崩壊してしまったのか。 今まで水面下で見えていなかった、隠されていた物事があらゆる所で炙り出されて、本当の日本、本音の日本人が馬脚を露す所に今来ているのではないか。 



   私は有識者でも専門家でもないのでキチンと理論建てしてお話する事が出来ず、上記した様な思った事を羅列する様な又、誤解も受けやすい文章になってしまいますが、でも今私が正直に思っている事をそのまま書いているつもりです。 考えてみるとそういった具体的な軋みの一つ一つを知る度に衝撃を受け、何か怖い気も起きてしまうのですが、見方を変えればおかしかった事を時代に合わせて正常化させようとしている流れにも見えるんですよね。 皆様はどうお考えですか? 



   「今年の漢字」という事で書きましたが、「炙」は今年辺りが始まりの時なのかも知れません。 これからも日本社会の様々な部分の軋みが次々と炙り出しを引き起こすのではないでしょうか。 それは良き日本に向かっている流れだと前向きに考え、我々「(株)えんおり」も改めて心の信頼関係を第一に精進して参りたいと思います。 社名も変わったんだから!w 
 












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新社名は (株)えんおり ‼ 

2023年04月05日 | お知らせ
  
  4月に入り、桜も満開... というか3月にもう見頃を迎え、入学式までもつのか心配な位今年は暖かくて色々な植物に勢いがあります。 学校や会社でいよいよ新シーズンがスタートするこの時期、以前ブログでお話ししていた通り、弊社もここから社名を変えリスタートします!



  とは言っても旧社名からまるで変ってしまう訳ではなく、「(株)遠織流通センター」 ⇒ 「(株)えんおり 」と、本質部分は変えずにスッキリさせましたw



  大した変更では無いんですが、弊社にとっては結構大事な効果があるんですよ、これが。



  まず1つ目のポイント、弊社はご存じの通り、バリバリの浴衣染色工場なのですがw、「流通センター」という、この名前が曲者なんですよ。 初めて弊社の名前を見た殆どの人が、商品の流通問屋か、物流センターか、はたまた運送会社か、そんなイメージを持ち、こちらが染色工場だと説明すると結構驚かれます。 弊社に届くダイレクトメールなんかにはよく「遠織物流センター様」と書いてあります。 元々の社名の由来を説明すると長くなってしまうので割愛させて頂きますが、やっぱイカンですよねこれは。 ですからバサッと切り捨てました。



  もーひとつポイントがあります。 「遠織」です。 これ皆さん何と読みますか?  ”えんしょく”ですか?  ”とうしょく”ですか?  そもそもこの名前の由来は、ここの地場産品である”遠州織物(えんしゅうおりもの)”の略称から来ていて、そうです、”えんおり”と読みます(ですから弊社以外にもこの”遠織”の名称を使用している会社さんがここのエリアで他にもあるかもしれませんね)。  由来が分かればどって事無い読み方ですが、電話で初対面の方と社名のやり取りをすると中々分かって貰えなくて... ストレスの溜まる名前なんですよw




  (株)えんおり!  運送会社に間違えられる事も無く、平仮名だから読み易い!  スカッとさわやか...失礼、違いますね。



  創業から50年という節目を迎えた事で行ったこの社名変更。  社名だけでなく、会社の中身も良い意味で変わったと皆様から言って頂けるよう、ここからが大切なリスタートと気持ちを引き締め精進して参ります!





  

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暖かくなってきましたね

2023年03月09日 | 思い

  こんにちは。 今週から急に日中の気温がグッと上がってくる様になりました(まだ夜間は寒くて気温差が激しいですが)。 先週は”春一番”らしきものも吹いて、いよいよ春本番が近づいてきたなと実感します。



  ただでさえ気持ちがウキウキしてくる毎年のこの季節なのですが、今年は特別な感じがします。



  コロナ関連の話が主なニュースになる事もめっきり減り、マスクの着用ももうすぐ必須ではなくなります。 自粛していたイベントも今年から再開するという話を至る所で耳にします。 スポーツの声出し応援も認めらる様になりました。 等々・・・・・・ 勿論コロナ問題だけではなく、国内外の状況はコロナ禍の時よりもさらに複雑・不安定になっているのも事実ですが。



  冬から春へという言葉の意味が、今年に限っては季節の変化という意味だけではなく、気持ちの変化をも大いに含んだ特別なものになっていると思います。



  私共が仕事のフィールドとしている観光業界もまさにそんな雰囲気が最近強く表れています。。 ここからいよいよやってやろうという熱量をお話しさせてもらう皆様から感じます。 もう気持ちは春じゃなくて夏じゃないのかってww



  自分もそんな方達から元気と情熱パワーを頂いて今年こそは上昇気流に乗っていきたいなと。 コロナ禍で苦しみあれこれ思い悩んだ事は決して無駄ではなく、必ず新しい考え方としてこれからの取り組みに生きてくると信じています。 



  今年こそこの季節の変わり目が広くいい意味で皆様の気持ちを暖かく、熱くしていく節目となりますように、パンパン(祈り)!!

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