えんおりの縁(えん)

読んで頂いた方とささやかな「縁」を結んでいければと、広く自由にあれこれ思いや感情を発信する町工場のブログです!

私が思う 「今年の漢字」2023

2023年12月22日 | 思い
   こんにちは。 ご無沙汰しておりましたブログ久々の投稿です。 突然な話題ですがw、毎年この時期になると発表される「今年の漢字」(一文字で) ってありますよね。 因みに今年2023年の一文字は「税」だそうです(これって公益財団法人の日本漢字能力検定協会って所が主催しているんですね。 初めて知りました。)



   確かに今年は色々な場面で税金の負担や新しい税金制度、更には税金の使われ方等色々と議論された年だったなと私も思います。 他の有力候補としては「暑」、「戦」、「虎」等々。 なるほどね。


   
   私が今年の世相を表す漢字一文字として、これだと思ったのは「炙」、あぶ(り)... です。 正確には今年というよりここ1,2年かな? 



   小学校の時によくやったと思うのですが、紙に果物のエキス等で字やマーク等を筆で書いて、それを火で炙ると最初は見えなかったそれらがボワッと見えてくる、そう、炙り出しの実験です。 私も書いたものが見えてきた時は興奮したものです。 本当は「炙り出し」と言いたかったのですが、一文字という制約があるので「炙」としました。



   もう読んでいて分かる方は分かるんじゃないですか? ww この日本社会、何と炙り出し現象の多かった事か! 具体的な名前は申し上げられませんが、物づくり産業界、政界、エンタメ業界、大学教育界、等々... 違う分け方をしたらもっと色々あるのかな?



   先程も申し上げましたが、今年1年というよりはコロナ蔓延後のこの数年、って事ですかね。 私の勝手な想像ですが、日本社会の経済活動の特色、企業風土、人間(家族)関係、そういったもの諸々がここ数十年(バブル後?)に、それまで心や道義的繋がりに信頼の比重を高く置いていたのが、お金や地位・名誉の繋がりに信頼の比重を置く方向へと信頼の比重が一気にシフトしてしまったのか。 それでも要領良くやる人・我慢強い人・諦めてしまう人、そういった人達の、日本人の性とも言える良心・犠牲があり、ギリギリの所で表向き世の中は大きく荒れる事無く平穏に経過していったのか。 それがコロナ渦で社会経済活動が一度ほぼゼロになり、お金も人の流れも止まり、たちまち利益・拝金志向の世の中は軋んでいきギリギリ保たれていた様に見えた仕組みが一気に崩壊してしまったのか。 今まで水面下で見えていなかった、隠されていた物事があらゆる所で炙り出されて、本当の日本、本音の日本人が馬脚を露す所に今来ているのではないか。 



   私は有識者でも専門家でもないのでキチンと理論建てしてお話する事が出来ず、上記した様な思った事を羅列する様な又、誤解も受けやすい文章になってしまいますが、でも今私が正直に思っている事をそのまま書いているつもりです。 考えてみるとそういった具体的な軋みの一つ一つを知る度に衝撃を受け、何か怖い気も起きてしまうのですが、見方を変えればおかしかった事を時代に合わせて正常化させようとしている流れにも見えるんですよね。 皆様はどうお考えですか? 



   「今年の漢字」という事で書きましたが、「炙」は今年辺りが始まりの時なのかも知れません。 これからも日本社会の様々な部分の軋みが次々と炙り出しを引き起こすのではないでしょうか。 それは良き日本に向かっている流れだと前向きに考え、我々「(株)えんおり」も改めて心の信頼関係を第一に精進して参りたいと思います。 社名も変わったんだから!w 
 












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