このオペラは2008年に行われた「国民文化祭いばらき」で茨城県民オペラ協会が上演し、好評を博しました。筑波山麓に語り伝えられる、小野小町と深草少将の恋物語「百夜通い」をモチーフにした素敵なオペラです。今回の公演は茨城県石岡市の「市民協働まちづくり推進大会記念事業」の一環としてハイライト版で開催されます。指揮はこのオペラを作曲された平井先生、相手役の「虫麻呂・深草」はテノール歌手の谷川佳幸さんが出演なさいます。オーディションで選出された地元の方々や、地元合唱団の皆さんとも共演できることが今から楽しみです。
日時:2011年3月20日(日)14時開演(開場13時40分)
場所:石岡市民会館(石岡市総社1-2-5 JR常磐線石岡駅より徒歩10分)
入場は無料ですが事前に入場券の申し込み(先着順)が必要です。
詳しくは石岡市役所市民生活課へお問い合わせください。
Tel:0299-23-1111(内線266)
Fax:0299-22-3684
E-mail:seikatsu@city.ishioka.lg.jp
<あらすじ>
今から千年以上前の常陸の国。「常陸国風土記」を編纂するため旅をする高橋虫麻呂は、筑波山麓の村で美しい人妻、およしに一目惚れし、男女が和歌を詠み交わす場である嬥歌(かがい)の夜に筑波山頂で会う約束をするが、およしは現れず、暗闇の中で虫麻呂が目にしたのは不思議な光景だった…。
その後、虫麻呂は、屋敷のそばでおよしに瓜二つの美女に遭遇する。虫麻呂は夢枕に立つ仙人から、その女こそ小野小町であると告げられ、地獄の使者に閻魔庁へと連れられて行く。
百夜通い(ももよがよい)の伝説で知られる深草少将の怨念が虫麻呂に乗り移り、小町との間に愛が芽生えた。地獄の使者に立ち向かう二人の運命は…。
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