徳明園の洞窟観音は、呉服商山田徳蔵によって大正8年着工され
50年の歳月をかけて作られたものです
動力や土木機械の無い時代に、つるはしやスコップ等を使い全て人力で山を抜き
谷を埋め池を掘り石を運び工事が行われた
洞窟内の坑道は長さ400mを超え
幾多の巨石銘石を配した洞窟内の大小空間は、
彼岸の楽土をイメージし深山幽谷を写し
大瀑布、渓流になぞらえそれぞれを背景に石彫の名工、楽山が
生涯かけて彫刻した御影石の観音像39体が他の石彫群と共に安置され
神秘的な法悦の世界を繰り広げている
長い洞窟から出ると上の写真の足元には鉢に浮かせた山茶花の花
紅葉も綺麗
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