いま,日本で「CO2温暖化説」に疑問を呈する学者を「懐疑派」などと言っているが20年前は逆だった 

武田邦彦
懐疑派が正統派になった瞬間

いま,日本で「CO2温暖化説」に疑問を呈する学者を「懐疑派」などと言っているが20年前は逆だったのである

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同じく政治家のゴア氏は,その著書の中で「このまま温暖化が続けば海水面が6メートル上がる」と言い,「温暖化でニューオーリンズに史上最大のハリケーンが襲った」と書いた.

でも,両方ともウソである.「このまま温暖化が続けば」と「海水面が6メートル上がる」ということの間に,「3000年」か「数千年」が入っていたが,それを故意に削除した.その本はすぐにで温暖化が来ると書いてある。

NHKに言わせれば「今のエコでは間に合わない」というところだが,それに3000年後のデータを使う。 読者や視聴者は知らないからだませるという論理だ.

また,ニューオーリンズをおそったハリケーンは史上6番目で,最大のハリケーンはまだ温暖化が進んでいない1920年代のものである.

「素人は知識がない.だからだますことができる」というのは,最近の政治家とマスメディアに共通した確信である。

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