安倍、麻生の誤算の背景

青山繁晴
このあとの10年 ★前半
このあとの10年 ★後半

このなかで おもしろいと 思ったところ
北方領土のわたしたちの土地を、ロシア政府あるいはサハリン州政府が最近、個人のロシア人に積極的に売却している。
 このために仮に政府間交渉で、将来に、何かの進展があっても、領土返還は実際にはきわめて難しくなった。
 北方領土交渉は、行き詰まっているのではない。どんどん悪化しているのだ。

こうやって日本が目覚め始めたからこそ、ロシアも韓国も中国も、日本の敗戦で得た既得権益を守ろうと焦り、北方領土や竹島、尖閣諸島周辺で新たな動きを強めているのだ

山崎拓さんは、こう述べた。
「核と拉致を分けるべきだ。なぜなら核は安全保障問題であり、拉致は人道問題だから」
・・・安全保障問題と人道問題は、表裏一体であり、まったく分けることができない。

昼食をともにしながら、わたしに、安倍さんは、主として拉致問題解決への熱い思いを語った。
 ブッシュ大統領に首脳会談で直接、「日本国民が拉致されたまま、テロ支援国家の指定を外すなら、それは日本国民にとっては裏切りになる」と強い言葉で述べたという

安倍さんは「青山さん、きのうのことでね(…つまり松岡さんの自害のあと)、誰がいちばん最初に電話してきてくれたと思う?」と聞いた。
・・・・
すると、安倍さんは「麻生さんなんだよ。わざわざドイツから、真っ先に電話をくれてね」と言い、「励ましてくれたんだ」と続けた。 その安倍さんの眼は、まるで子どものように、うれしそうに輝いた。

安倍総理は、中曽根さんを、最後の心の友だと言っている・・・安倍さんが、中曽根さんの意を容れて「職を賭して」と発言した

麻生、与謝野氏との すれ違い も含めて
小泉は 拉致には関心がない
に 詳しい
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