日本人が民族性として権威を何よりも重視する

陳胡痒
韓国では、ノムヒョン大統領はインターネットで、米国のオバマ大統領はツイッターが大きく影響して大統領になったというのに・・・「1にテレビ、2に週刊誌、3、4がなくて5に新聞。やっと、6にネット。」というのが日本政治の現実(田村重信氏)

その理由はなぜだかわかるかい?それは日本人が民族性として権威を何よりも重視するからだ。言われている内容が間違っている、あるいは合理的ではなくても、権威のあるソースがそういえばそれが事実なのだ。
これは例えば日本がまもなくデフォルトするとかいうエコノミストの妄言などについて言えることだし、先の大戦で国民のほとんどが鬼畜米英との聖戦の完遂を主張していたのが天皇の一声で降伏受け入れとなったことなどによくあらわれている。
日本人の民族性とは判断を権威に譲り渡すかわりに、自分では責任を負いたくないというものだから、あと10年、これは仕方ないというものだ。
そもそも権威を重視する国民がこれほど多いから、外国から見たらアナクロニズム丸出しの皇室制度が継続しているのである。だから保守にとって権威に対するため息はもろ刃の剣なのだ。
そうした意味では日本の民族性はカトリック教の信者の大部分が全ての行動の判断をローマ法王の権威に依存しているのに似ている。
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