「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。」
その日本国の象徴であらせられる今上両陛下はノーマスクデーの13日当日もマスク着用された由。
読売新聞3月14日配信記事↓
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両陛下、マスク着用で行事出席…皇居で面会者と言葉交わされる
(https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20230314-OYT1T50096/ )
天皇、皇后両陛下は、マスク着用の目安が緩和された13日、皇居で行われた二つの行事にマスクを着用して臨まれた。(以下略)
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「なんとなく不安感」のマスク着用者が多数派を占めている日本人。しかしそんな日本人の気分が変わる端緒となるのが皇室の動向であると昨年来度々述べて来た。
(2022年10月11日エントリー)
< 皇室がノーマスクなら説得力あり >
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2022/10/11/034929 )
令和の時代に於いても大方の日本人は皇室に対する尊崇の念を持っている。従って今上陛下をはじめとする皇室の方々が率先して屋内外を問わずマスクを止められれば皆それに従うであろう。
しかし「日本国の象徴」がいつまで経ってもマスク姿ということはつまり、マスク着用自体が日本国民統合の象徴であり「マスク=日本の象徴」と見られても仕方あるまい。
現在東京ビッグサイト展示場に於いてエネルギー分野1500社が出展する世界最大級のエネルギー総合展『スマートエネルギーWeek 【春】 2023』が開催されている(17日まで)。
一昨日の初日に足を運んでみたところ、海外パビリオンの出展者(特に英米加蘭独など欧州9か国)は誰もマスクなんぞ着けていない一方、日本人は出展者、来場者共にマスク派が圧倒的多数(見たところ98%程度)だった。
よく日本人の特性を表している小話として、「皆さんそうしておられます」と言えば日本人は従う云々とか。故に「マスク着用の是非は個人の自由」と言われても、「皆さんがそうしていなければマスクのまま」というのが大多数の日本人の気分なのだろう。
それを助長するのが「日本国の象徴」のマスク姿。もう、どうしようもないか。