致死性前立腺癌(がん)のバイオマーカーを特定

Yahoo!ヘルスケア
致死性前立腺癌(がん)のバイオマーカーを特定

血清イオン化カルシウム(ionized serum calcium)値が上位3分の1の男性は、下位3分の1の男性に比べて前立腺癌で死亡する比率が3倍であることがわかったという。さらに、血清総カルシウム値の高い男性は、致死性前立腺癌のリスクが2倍であるとの過去の知見についても裏付けられた。

前立腺癌の診断を受けた男性の多くが、放射線療法または根治手術のいずれかを選択するが、治療が必要な患者と不要な患者を区別できないため、多くの患者が過剰な治療を受けているのが現状。「この知見を裏付けることができれば、血清イオン化カルシウム値が正常または下位に分布する男性はすべて、治療の延期または保留という選択もできる」 

薬剤によって血清カルシウム値を減少させることで、致死性前立腺癌のリスクを低下できる可能性も示している
血清カルシウム値は遺伝的にコントロールされており、生涯を通じてほぼ一定で、食事による影響はほとんどないという。「今回の結果が、男性が牛乳を飲むのをやめたり、カルシウムの摂取を避ける必要性を示すものではない」

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「兼業農家」... 百害あって一... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。