ユーチューバーはアメリカ企業だから権利を保障されるが、日本企業では「動画を造る無償労働者」としか扱われない
客を人と思わない日本のネット企業
自分は特に必要が無い限り国産のネットサービスは使っていませんが(有益なら使う)、それは明白に劣る点があるからです。
ユーザーが書き込む日本製ネットサービスとして、2ちゃんねる、ヤフー知恵袋、ヤフーニュースなどが2000年代に栄えました。
その後ツイッターやフェイスブックのような米国製サービスが上陸しました。
両者の決定的な違いはヤフーなど日本のサービスでは書き込む前に「わたしは著作権を放棄します」のような一文に承諾させられる。
そんなの承諾してないよという人も、自分が使っているサービスの利用規約を隅々まで読めば、どこかに書いてあります。
自分で創作した自分の文章なのに書きこんだらそれはヤフーの髪が薄い人や、2ちゃんねるの魚顔の管理人の著作物になります。
ツイッターやフェイスブックなど米国製サービスでは、投稿した文章は書いた本人の著作物、こんなのは当たり前の常識です。
それだけではなくツイッターやインスタグラムに投稿した写真は自分の著作物ですが、日本のネットサービスは投稿した瞬間に著作権を乗っ取られます。
どういう事かと言うと日本の多くの投稿サイトではやはり「著作権を放棄します」と利用規約に書いてあり運営会社の著作物になります。
だが裁判では「著作物を放棄する」一文があっても、勝手に利用できないという判例もあります。
動画サイトのユーチューブでは投稿した動画は投稿者(創作者)の所有物、これが当たり前だと思います。
だが日本製サービスだと、投稿すると著作権を放棄する一文がある場合がほとんどで、体のいい乗っ取りです。
ユーチューバーはユーチューブに投稿するがニコニコ動画に投稿しない理由は、日本製サイトが信用できないからでしょう。
過疎の村と日本のネットサービス
ユーチューブにはテレビや映画の切り抜きが多く、明らかに著作権法違反だがすべて削除されるわけではない。
グーグルの技術をもってすれば完全に削除できるはずだが、そうしないのはビジネスとして成り立つからです。
著作権違反の動画が投稿されたとしても、著作権者に分け前としてお金を払えば「それで良いよ」という場合も多いからです。
宣伝になるから申し立てない場合も多いので、ユーチューブは著作権者から申し立てがあった場合だけ削除している。
ニコニコ動画は著作権者の意思とは関係なくすべて削除、この姿勢も日本企業が創作者の意思を考慮していないのを示している。
日本のネットサービスでは創作者の権利や意思が反映されないのに対して、アメリカ企業はビジネスライクに「金になればオッケー」という対応をします。
今後もアメリカのネット企業は発展し日本企業は衰退し続けると思いますが、その理由は日本企業に創作者の権利を踏みにじられるからです。
これを日本の都市と村の状況に置き換えて考える事も出来、過疎の村というのは不自由な事が多いです。
例えばガス会社が一軒しかなく高い料金で最悪に嫌な人間だったとしても、精一杯そのガス会社にゴマをすらないと配達してもらえません。
ガス会社の親戚と友達だけ配達して貰えて、移住者は配達してくれないと言う地域が実際にあります。
石油とか食料品なども同じで、消費者に権利なんかなく村に一軒しかない店のオヤジの機嫌を損ねたら出入り禁止になります。
日本のネット企業もいわばこんな物で、自由で権利が保障されてお金を得られる場所に人が集まるのは当たり前です
大人気のラインという通話アプリは韓国企業のサービスで、日本企業が後追いしても敵いませんでした。
投稿した文章や音声、動画のあらゆる権利を放棄させられるようなサービスは、誰も使いたくないでしょう
アマゾンが流行って楽天が廃れるのも当然で、アマゾンの方が消費者も販売者も権利が保障されるからです
このブログは独自サーバーだから自分の著作物ですが、無料ブログサービスで書き込むと著作権を放棄したことになります。
日本のあらゆるネットサービスが廃れ、世界に通用する物が一つもない理由がここにあると思います
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