自民党はCIAとヤクザによって作られた政党

株式日記と経済展望
さらば暴政』藤原肇:著 日本でも政権交代が頻繁に起こっていれば、亡命内閣が出来ていただろう。

第一に明らかな自民党の誕生史としては、児玉誉士夫が朝日新聞社機で上海から持ち帰った隠匿貴金属が、右翼の辻嘉六の手を経由して、政党設立の財源になり自由党が誕生している

CIAの協力者として巣鴨拘置所を出た岸は、『ニューズ・ウイーク』誌のハリー・カーン東京支局長や、米国大使館の情報・宣伝担当官のビル・ハチンソンの手引きで、熟練CIA要員によって工作員の特訓を受けてから、一九五五年にダレス国務長官に面通しを許された。東京での岸担当はCIAのクライド・マカヴォイであり、情報提供の名目で岸に支払われたカネは、佐藤栄作官房長官の手で自民党に流れ、政治家たちの選挙資金として使われた。

一九五五年十一月に保守合同で自由民主党ができて、首相になった岸はワシントンからの指令に従って、憲法改定を政策の最優先課題にした。また、マッカーサー二世大使が東京に赴任してからは、岸は恒常的な活動資金の提供を受けて、それを自民党は選挙資金の原資に活用したことで、長期単独政権を維持する基盤が固まった。

岸の実弟の佐藤が八年の長期政権を維持したのは、CIAの秘密作戦が効果的に機能したからであり、岸が敷いた米国の属領路線に従って、佐藤から福田へと政権の引き継ぎが行われる仕組みが完成した。だが、田中角栄の登場で番狂わせが起きてしまい、反共路線を金脈政治にドッキングさせた形で、航空疑獄のロッキード事件が仕組まれている。

この事件で児玉誉士夫がなぜ主役になり、再びハリー・カーンが登場したのかについては、CIA人脈に注目すれば一目瞭然であるが、日本のメディアは「木を見て森を見ない」欠陥を持っていた。だから、防衛庁を舞台にした航空疑獄はすりかえられて、全日空による民間機の購入にまつわる汚職に綾小化され、主役だった中曽根康弘は安全地帯に逃げ込み、代わりに田中角栄が首相の犯罪として起訴された。


自民党はCIAとヤクザによって作られた政党であり、現在においても自民党はCIAとヤクザの影がちらついている

地獄の沙汰も金次第と言いますが、国会の沙汰の金次第であり、国会審議がストップするたびにハマコ-先生は官房機密費から金を引き出しては社会党などの野党にカネをばら撒いて法案を通させていた。国会は政治ごっこの場であり、国民に政治が行なわれているように見せながら国会議員はカネを稼いでいたのだ。闇資金だから税金も支払う必要も無い汚いカネで政治をしていたのだ。

だから国会議員のガラの悪さは今も昔も変わらないのであり、国会議員の人相の悪さはヤクザも顔負けだ。昔ならCIAが金を出してくれたが今では自分で稼がねばならなくなり、ODAのカネをキックバックさせたり、公共事業を回す代わりに建設会社から政治献金をさせて懐に入れている


民主党政権が出来たら密約だらけのアメリカとの関係のパンドラの箱を開けるべきだろう。そうなれば自民党は再起不能のダメージを負うかもしれない。そうなれば政界再編されて腐った部分が暴きだされるだろう。
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