貴乃花化する小泉進次郎 劇場型政治は三文芝居

「バカ」は総理になるべきではないと 罵倒

トトメス5世

貴乃花化する小泉進次郎 劇場型政治は三文芝居

誰かを悪人に仕立てて権力を握ろうとする、その手口が貴乃花そっくり

マスコミの「次期首相候補」には碌なのがいない

自民党の若手ホープと言われる小泉進次郎が相撲の貴乃花に似てきている。
貴乃花は日馬富士による暴行事件で横綱を引退に追い込んで、相撲協会批判を展開した。
相撲改革を主張していたが理事長選などで、自分自身が理事長になるための権力闘争を仕掛けていたのが露見した。
その後貴乃花部屋で暴行事件が起きると一転して謝罪し許しを請うたが、親方衆は除名や降格を検討している。

反感を買ったのは相撲界の改革を主張しながら、自分が理事長になって「うまい汁」を吸おうとしている点だった。改革が必要なのは確かだが、貴乃花にリーダーとしての資質があるかは別問題で、ほとんどの親方は拒絶した。

小泉進次郎のやり方も貴乃花とほとんど同じで、改革を主張し一見すると正しい事を言うが、結局自分が総理大臣になりたい。自民党の「若手ホープ」は以前は小渕優子、野田聖子、稲田朋美、ずっと前は田中真紀子などが「首相候補」と呼ばれていたが次々に消えていった。
若手ホープや次期首相候補はマスコミが決めるが、話題性だけで碌な人間がいない。

小泉進次郎は自民党農林部会長のときに「日本の農家は補助金漬けで甘やかされている」として競争原理を導入し農業改革を行うべきだと言っていました。日本の農業は補助金漬けどころか「世界で最も補助金を貰っていない」のであり、欧米農業は政府補助金で輸出奨励し日本に輸出しています。アメリカの牛肉も欧州のチーズもみんな、政府の補助金で生産しては日本に押し付けています。事実と真逆の事を言ってマスコミに受けて人気者になり、それで次期首相候補だといわれている。

イケメンで育ちが良くても「バカ」は総理になるべきではない

キャッチコピーと他人の悪口だけ
父親の小泉純一郎は劇場型政治と言われ、特に総理のときは人気絶頂で高い支持率を誇っていました。郵政改革とか行政民営化、市場原理導入などとにかく「キャッチコピー」がうまく、自分の競争相手を悪人に仕立てて自分は正義側になった。
最大の成功例が郵政民営化で、反対する議員を「抵抗勢力」と呼び、自民党から追い出して選挙で次々に落選させました。それから10年以上経って郵便局が次々に閉鎖されているのを見て、「どうして郵政民営化など支持したのだろう」と後悔している人もいる。

ブームの作り方や、敵を悪人に仕立てて自分が正義側になるのが、小泉純一郎はとても上手かった。小泉進次郎も純一郎と同じ方法で総理になり成功するかといえば、おそらくそうは成らない。
批判と悪口が多く、多くの人の敵意を買ってしまっているからで、この点は石破茂と共通している。石破茂はテレビで他の自民党政治家を批判すすることで人気を得たが、それが為に「石破だけは絶対に許さない」という議員が多い

小泉進次郎は森友問題で自民党批判、政権批判を繰り返したが、おかしなことに文書偽造した財務省が「被害者」であるかのように言っている

ここに石破茂、小泉進次郎、野党ともに安倍政権を倒して自分が利益を得たいので、森友問題を騒いでいるのが垣間見える。安倍総理が加害者で財務省は被害者でないと、財務省が処罰されて安倍総理は退陣しないので、この人達は都合が悪い。
こういうバラエティショーの芸人みたいな批判を繰り返して、本質の議論を避けている所に、彼らの本性が透けて見える。

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