シーシェパード元船長に懲役2年求刑

瀬戸弘幸
シーシェパード元船長に懲役2年求刑
<余りにも軽い求刑に唖然とするばかり

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 求刑が3年以下ということは有罪であっても執行猶予がつくことが確実とされる。今回のシーシェパードのメンバーであり、ニュージーランド国籍のピーター被告もこれで実刑判決の線は消えてしまったと断言しても間違いではない。

 これまでも外国人の犯罪が司法の場で問われるケースを目にしてきたが、日本の検察庁のこの及び腰とも見えるいつもの求刑の低さには本当に情けないと言うか、頼りなさを感じてしまう。

 日本人船員が海に投げ出され死に直面する危険性だってあった訳だし、これでは被害者である日本人船員の立場をまったく考慮していない求刑と言わねばなりません。

 食い詰めた船員が国際的な反日ビジネス・シンジケートに雇われて、国際的にも認められた犯人が、調査捕鯨活動に従事していた日本人に対して、人命の危険を伴う妨害行為を繰り返した。

 この事に対して懲役2年という求刑は、もう日本国が自国民の生命と安全を守る気概を示し得ない。つまり、もう国家として機能していないという事を世界中に知らしめた事になるのではないか。

 確か本人は最初は逮捕されるのを覚悟で乗り込んできたと勇ましい発言を行なっていた。この「逮捕されるのを覚悟」という言葉は、普通は<臭い飯を食うことも覚悟している>という事ではないのかな。

 そうだとすれば、本人の希望を叶えてやることが、何よりも親切なことです。折角お客様として日本の捕鯨船に乗船してきたのだから、親切に刑務所でお持てなしをしてやるべきなのです

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