VISAやMasterはカードを発行していない

キャッシュレス推進政策が開けたクレカ業界の「パンドラの箱」

経産相「手数料に上限」発言の妥当性

カード会社が徴収する手数料は、大手のネット通販事業者や量販店などは1%程度だが、一般的な小売店になると3%程度、取扱高が小さい場合には5%に達するケースがある。

さらに、スナックやクラブといったいわゆる夜のお店の場合、10%近い高額の手数料を徴収することもあるという。零細飲食店では最終的な利益が5%程度にしかならないこともザラなので、カード払いの場合には利益が吹き飛んでしまう。

クレジットカードのビジネスは主に3つの業務に分類することができる。ひとつはカードを発行する業務(イシュア)、もうひとつは加盟店の獲得や管理などを行う業務(アクワイアラ)、最後は国際的な決済ネットワークとブランドを提供する業務(VISAやMaster、JCBなどが相当)である

VISAやMasterはカードを発行していない

VISAやMasterはカードを発行する会社と思っている人が多いかもしれないがそうではない。両社はあくまで国際的な決済インフラとブランドを提供する企業であってカードそのものは発行していない。一方、JCBのように、カードの発行から加盟店の獲得、国際ブランドの提供まですべてを自社で行う企業もある(日本企業で国際ブランド業務を提供できているのはJCBだけである)。

この際 勉強しておきましょう↓

カード選びの前に知っておきたい: クレジットカードの基礎知識

クレジットカード業界の仕組み。イシュア、アクワイアラってなに?業界の ...

 

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