アメリカの住宅難が生んだトレーラーパークというスラム

アメリカの家賃 40万円 不動産平均価格 約1億4000万円

(これは日本からすると 異常ですが ひとえに 政策により 経済発展ゼロ 長期デフレと なったことの反映)

トランプの登場と関係している というのが 面白い?

トトメス5世

アメリカの住宅難が生んだトレーラーパークというスラム

想像を絶するアメリカの住宅難

アメリカは今住宅難と家賃高騰によって車の中やトレーラーハウスに住む人が急増している。日本は人口減少で空き家が増えて、マンションやアパートの空室率が増え家賃は抑えられています。しかも長く続いたデフレ不況で給与水準や物価が下がり、古い物件の家賃は低下傾向にある。

アメリカは丁度逆の事が起きていて、人口増加で都市が拡大し、都市部の家賃は物件に関わらず上昇している

サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークのような都市ではワンルーム(2人用)家賃平均が40万円前後もする。サンフランシスコでは2人分のベッドが置ける1ベッドルームの家賃は平均3,500ドル(38万円)、2ベッドルームだと4,700ドル(52万円)もする。
借りずに買った方が得に思えるが、サンフランシスコの不動産平均価格は130万ドル(約1億4000万円)もする。
東京23区の新築マンション平均価格は6000万円程度、中古は約4500万円なのでいかに高いかが分かる。
アメリカの不動産業者が家賃をぼったくっているのではなく、アメリカの土地価格がバブル的に上昇したのが住宅難の原因のようです。

日本人に人気のハワイではホノルル市のワンルーム(2人用)平均家賃は約25万円、2ルーム(4人用)は30万円以上です。
大都市郊外に出れば家賃相場は下がるが、そこはスラムのような地域なのに家賃が半額ということは無いので割高な印象です。

そこでアメリカでは車の中で生活する人が多く、シリコンバレー郊外ではキャンピングカーの「団地」までできている。

お金がない事でより多くお金を取られる理不尽

アメリカでは大型のキャンピングカーやトレーラーハウスが中古で出回っていて、それらを設置する場所もある。公有地や企業所有の土地に勝手に設置する場合も在るし、料金を取って設置場所を提供するビジネスもある。
最近増えているのがトレーラーパークで、空き地にトレーラーハウスを設置して電気やガスを提供して家賃を取っている。

トレーラーパークはアメリカの人気ドラマでカッコよく描かれているが、要するにスラムでありそれ以上のものではない。
低所得者にはトレーラーを買う金が無いので大家が古いトレーラーハウスを設置してすぐに使えるという親切構造になっている。
ハウス持ち込みの場合は場所代が3万円から5万円だが、すぐ使える設置済みだとその2倍は取られる。
だが低所得者はローンを組めず一括でハウスを購入する資金もないので、大家に言われた金額を払うしかない。
アメリカは州ごとに法律が違うが、日本と違って居住者の同意なしに勝手に家賃を上げていい地域が多い

もう想像がつくようにトレーラーパークは貧困者から有り金すべてを巻き上げる「貧困ビジネス」の舞台になっている。
日本では住宅に払う家賃は収入の3分の1だが、アメリカでは労働収入の半分が家賃に消えている。
しかも日本のデフレとアメリカのインフレによって、給与水準が1.5倍近く違うので日米の家賃は2倍も違う。

貧しい白人がトランプの最大支持者
アメリカでは一度貧困になると、貧しいことでより多くのお金を巻き上げられ、より貧困に落とされてしまう
たとえば安いカップ麺やコーラは箱買いすると30円くらいから買えるが、お金がないと一つ100円で買わされるような事です。
アメリカでは自動車がないと就職できないが、お金がないので古い中古車を買うと故障してより多くのお金を取られる。
レンカカーなどを借りるともっとお金を取られ、結局お金持ちが一括で新車を買うのがもっとも支払総額が少ない。

トレーラーパークに住むのは白人の低所得者が多いが、彼らの多くはちゃんとした一戸建てで生まれて自分も両親のようになると考えていました。
だが移民が増えるにつれて白人は貧しくなり、アメリカのGDPは増えているのに白人中間層はどんどん貧しくなっています。
こうした人たちがトランプ大統領の自国中心主義を支持していて、白人の地位を向上させて欲しいと考えています。

アメリカには移動式住宅に住む人が2000万人存在し、そうした家もないホームレスは100万人近くに達しているとみられる。
ホームレスの多くはシェルターや保護施設に入っているが、10年も好景気が続いたのに貧困者はへるどころが増え続けている

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