株式日記と経済展望
米国のオバマ政権は、二極体制までを考える中国超重視の姿勢をとっている。
アメリカが中国を二極体制までを考える中国超重視の政策をとることがだんだんと見えてきた。その戦略的な意図はアメリカが中国と組む事で世界の政治的主導権を保つ事であり、具体的に言えばEU外しでありEUの国際的な影響力を米中同盟で排除して行こうという戦略だろう。その為には韓国や台湾を中国に覇権を譲るという取引がなされたのかもしれない
古森氏は「世界を米中両国で仕切るような構想と評しても誇張ではない」と述べていますが、世界は多極化するのではなく米中のG2一極支配体制を目指しているようだ。つまりアメリカは民主主義体制を守るというイデオロギーを棄てて独裁国家である中国と組む事で中国国内の人権問題には目をつぶるという選択をした
EUにとってもG2体制は他人事ではなく、EUが蚊帳の外に置かれる事を意味する
米中にとって日本をおとなしくさせて置くためには大戦中の残虐行為を持ち出すことで贖罪意識を植え付けて、日本は反省が足りないと頭を押さえつけることだ
もしアメリカが台湾を見捨てるような事があれば、日本はアメリカを見捨てる決断をすべきだろう。アメリカが台湾を見捨てる事は次は日本を見捨てる事であり、アメリカとの同盟は終わりを迎える。
EUにとってもG2体制は好ましくないのであり、日本はEUと手を組んでアメリカ政権内のG2論者を排除すべきだ。日本とEUとが手を組めばアメリカにとっては厄介な事になるのであり、日本の中国に対する影響力はアメリカ以上にあるのであり、日本人がそれに気が付いていない。中国が一番恐れていることは日本がアメリカの頚木を外れて軍事大国になることだ
いまや世界中 まともな国が なくなってしまった
もちろん これまでも そうでしたが
でも たとえウソでも 一応 自由と民衆主義を標榜してきた米国が
その看板を公然と捨てたと いうことの意味は 重大
世界に対しては 軍事力を使うお題目が なくなり
国内では 建国以来国内統一の根源が みえなくなった
どの国も いつ分裂し 消滅しても おかしくない
おもしろいことになったとも 言えますかね