気がつけばロシアも、南オセチアとアブハジア併呑の政治野心が露わに

宮崎正弘
気がつけばロシアも、南オセチアとアブハジア併呑の政治野心が露わに
プーチン最後の大統領令は非合法政府と“合法的な”軍事・安全保障関係

強権プーチン大統領、最後の大統領令を4月16日に発令した。 それはグルジア内の「国内国」である南オセチアとアブハジアという、両「共和国」との関係を、これまでの傀儡関係から格上げし、「正式」なものとして、ロシア軍の派遣を合法化、そのための政府機関を設立するという国際法無視の命令書である。
・・・・
91年以来、国際的にグルジア領と認められていた南オセチアとアブハジアへ、ロシアは非合法的に平和維持軍を派遣してきたわけだが、以後は正式な政府として扱うことを内外に鮮明にしたのである。
つまり傀儡国家が策定する法律をロシア政府が認め、いずれ、両国をロシア領に編入するという野心の現れでもある・・・

ソチ・オリンピックと連動。とかく五輪は荒れる
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