子供を産まない女性も男性と平等になり子供を産む理由がなくなった
人類というシステムが壊れたので解決方法はない
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環境ブームの如何わしさ

世界は最近数年間「環境ブーム」に沸いていて、環境のためなら各国政府が10兆円くらいポンとドブに捨てていました。

例えば日本政府は洋上風力発電を推進していて、総エネルギーの何割かを担うと期待しています。

この洋上風力はアメリカやイギリスでは成功例があるものの、日本ではすべて失敗し成功例がゼロです。

福島県沖に復興事業で数百億円の洋上風力を造ろうとしたが、完成前に台風で壊れて「朝見に行ったら無かった」そうです。

他にも洋上風力の試験プラントが作られたがすべて台風で破損し、現在稼働しているのは一基もない(知る限り)

その前の太陽光発電も欧米では成功したが日本では微妙で、「森林を伐採してパネルを敷き発電する」どこが環境に良いのかいまだに分かりません。


アメリカには日本がすっぽり入るほど砂漠があり、欧州も荒野とか禿山など荒廃した土地が多い。

そういう余った場所でやるのが太陽光発電や風力発電ですが、日本は国土丸ごと森林なので、森林を伐採して禿山を作って「環境に良い」と言っています。

日本の国土では何もせず森林は森林のまま放置した方が、よっぽど地球環境に良いと思います。


さてそんな如何わしい環境ブームの前にはバイオブームがあり、遺伝子とか量子とか宇宙とか如何わしいブームが何度もあった。

これから確実に来るのが少子化と人口減少、その対策としての少子化対策ブームです。

日本人からするとそんなのは新しくないが、世界はこれから少子化と低出生率、人口減少を迎えます。


全世界少子化で人類は恐竜のように滅びる?

先進国はどこも出生率が低下し欧州の平均は1.6以下、アメリカも1.7だが2.0以下は将来人口が減少します。

日本は1.4以下だが「日本を追い越し追い抜く」と言っていた韓国は0.86で少子化で日本を抜き去りました。

台湾は1.0程度に回復したが数年前は0.9を割り込んでいた事もありました。


今大問題になっているのが中国で表向きの出生率は1.6(2019年)だが信ぴょう性はまったくない。

中国は2016年に出生数1786万人だったが、2019年は1400万人で2020年は1200万人でした。

そして2020年分の当初の発表では出生率1004万人だったのを1200万人と発表しなおしていて、実際は1000万人だった可能性が高い。


政府発表の1200万人だったとしても2016年から33%減少で、16年は1人っ子政策が廃止された翌年でした。

2016年は2人目以降の子供が出生数の45%を占め、このまま出生数は2300万人に達すると政府は試算した。

だが最近の意識調査で20代女性の過半数は「何人目に関わらず子供は欲しくない」と回答しています。


他の主要国の女性も同じで、「子どもなんか産みたくないし、そもそも結婚したくない」と回答している。

こうなった原因は昔は女性は結婚して子供を産んで初めて「一人前」と見なされ、子供を産まないと社会から認められなかった。

独身のまま女性が良い生活をできる仕事もないから、結婚して出産だけが選択肢でした


今は女性が一生独身で豊かな生活をする方法が色々あり、女性の収入が増えたことで男性の収入は減っています。

日本では過去30年間男性の年収は減り続けたが、驚くことに女性の年収は30年間増え続けています。

女性が結婚しても男性年収が自分と同じだったら、結婚する動機が著しく減少するでしょう。


こんな風に少子化は男女平等の結果なので、こうすれば解決するようないい方法はない。