蒙古の侵略者にひざまずくロシアの王族、ここからロシアの歴史は始まった
画像引用:https://jp.rbth.com/history/83848-tataru-kubiki-mongol-teikoku-roshia-shinko-shihai-jitsuzo 「タタールのくびき」 モンゴル帝国のロシア侵攻・支配の実像 - ロシア・ビヨンド
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タタールのくびき
ロシアの人口は約1.4億人で日本より多いがGDPは侵攻前で1.4兆ドル、日本は5兆ドルでドイツは3.8兆ドルとなっています
領土は広大で日本の45倍でアメリカや中国の2倍近くあるが、ほとんどは人が住まない寒冷地帯で、少数民族が非常に多い
ロシアは言語や文化は欧州だが地理的にはアジアに近く、この地域はモンゴル帝国に長く支配され迫害を受けてきました
『タタールのくびき』はモンゴルによる侵略と植民地支配が終わる1480年まで続き、初代ロシア皇帝ピョートル1世によってロシアが建国された
ピョートル1世がロシア帝国拡大を始め南下し戦争を始めた地がクリミア半島やアゾフで、アゾフ連隊が戦ったマリウポリ辺りでした
タタール人は蒙古帝国を構成した無数の民族でほとんどはアジア人、日本人もタタール人の一種として語られる場合もある
現代のロシアは数百の少数民族を内包しているが多くはタタール人でウクライナ人も広義のタタール人、ロシア人はタタール人を恐れ嫌っています
古代タタール人であるモンゴル人はロシア人を蹴散らし支配し、2百年以上に渡って屈服させロシア人は卑屈に生きてきました
その創成期の体験がロシアのその後を決定づけ、偉大に振舞ってはいるがタタール人が怖くて仕方がないのです
ロシアやプーチンがウクライナ支配に固執する理由がここにあり、タタール人への恐怖心が強いからこそ支配して恐怖から逃れたいのです
ロシア民族は自分をヨーロッパ人種だと思っていて髪の毛は金髪ではないが明るい色でプーチンも黒髪ではない
タタール人はモンゴル人のような黒髪でウクライナ人は金髪のような人も多いが、ロシア人からはタタール人に見えるようです
ロシア・中国の周辺国が皆貧しい理由
蒙古帝国のロシア侵略は過酷なものでロシア人は絶滅しかけたが服従する事で生き延び、伝染病が蔓延したりして民族構成に大きな影響を与えた
蒙古帝国はイナゴの大群のように侵略し、過酷に支配しあらゆるものを奪ったが、この行動パターンはロシアに引き継がれた
侵略された国が宗主国を真似するのは良くある現象で、ロシアのあの非合理性は蒙古帝国からの影響だと思われます
ロシアの歴代皇帝はジンギスカンのような独裁者で、広大な領土を支配し貧しい少数民族を過酷な支配下に置いた
こうしてロシアはユーラシア大陸の北側を支配したが、同時に蒙古帝国の劣化版であるためそれ以上の国を作れない
ロシア人は自分を欧州人と思っているが欧州人からは相手にされず、中央アジアの少数民族相手に威張り散らしています
ロシア革命で皇帝を倒したがもっと劣った共産国家を作ってしまい、ソビエト連邦で西側と対立したが貧困を輸出しただけでした
貧困はどこまでもロシアについて回るが、蒙古もロシアも自国民を貧困状態に置くことで内乱を防ぎ統治してきました
これは北朝鮮や中国なども同じだが、国民が豊かになると反乱を起こすので意図的に貧困に貶める政治を行ってきました
この手の国の統治下に組み込まれた国や民族は例外なく極貧状態になり、永遠に混乱する貧しい国になります