日本では有能な人より頑張った人を評価するので、大企業や政府のトップは全員無能です


どんどんサボった方が良い

仕事にせよ何にせよ能力が高い人が存在して、自分が苦労してやっと成し遂げた事を、軽くやって見せたりします。

しかも自分が1000%の力でやったよりずっとスマートに、片手間でちょいちょいやったりもします。

こういう人が同僚だったり後輩だったりすると、自分は無能なのではないかと思わざるを得ませんね。


そんな人に限って仕事は適当に済ませてアフター5も充実、異性にもモテて家族にも恵まれています。

この適当な有能氏はもし120%の努力をしたら、きっと天下を取れるのかも知れません。

だが得てして有能すぎる人は周囲の嫉妬を買い、どこかで出世が止まったりします。


日本社会や日本企業では能力が高い人より「頑張った人」を評価する傾向があります。

スポーツ中継で1位の人より転んでも最後まで走り切った人を褒め称えたりします。

出世にもそれは表れていて、野球で監督になるのは有能な選手より、頑張りを認められた人が多い。


伝説によれば野球の落合選手は選手時代に怠け者で有名だったが、選手としては三冠王など飛びぬけた成績を残した。

だがなんとなく評価されにくい面があり、それよりは鉄人衣笠とかが「よく頑張った」として評価される傾向がある。

能力に余裕がある天才が仕事を終えて休んだり帰宅すると、怠け者として社会から糾弾される国です



日本企業は優秀な人を不採用にする

最近日本企業が「優秀なプログラマーが育たない」と嘆いているというニュースがありました。

日本企業に優秀なプログラマーが居ない理由は、優秀なプログラマーを採用しないからで、無能な人を採用しています。

これでは身もふたもないが要するに「優秀なプログラマー」は2チャンネル創設者のひろゆき氏のように社会的に変な人が多いので面接に落ちます。


大企業の面接で学生が「僕は有能だけどあなたは無能なので、あなたは私を採用するべきです。ハイ論破」と言ったら不合格になるでしょうね。

日本企業は受け答えが変な人や常識に欠ける人、面接官が「座ってヨシ」と言わないのに座る人を不採用にしています。

だが優秀なプログラマーとか天才型技術者、落合みたいな怠け型天才は、面接官の反感を買う事が多い。


落合選手が新人だった時、ある大御所が指導に来て「ああしろこうしろ」と言ったが、それ以来落合氏はその人と口を利かなかったそうです。

物理学の天才アインシュタインは暇そうだからという理由でスイス特許庁に就職し、あまり仕事をせず物理学の研究に没頭していました。

有能すぎる人はだいたい他人の忠告を受け入れず自分勝手で怠け者で、気分屋で気が向かないと働きません。


だがこういうのを否定したら日本企業のように「新入社員が全員無能」になりかねない。

あいさつは良くできるし言われた事は完璧にこなすが、新しい事を生み出すような事は一生できないようなタイプです。

考えてみたらプログラミング技術が優秀なことと、「お辞儀の角度」には何の関係も無いので、お辞儀の角度を基準に優秀なプログラマーを採用できるわけが無いです。


野球選手はバット振って遠くに飛ばせれば良いので、グランドで唾を吐こうが素行が悪かろうが関係ないです。