人間も自然もCO2に恩がある

武田邦彦
人間も自然もCO2に恩がある
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つまり,CO2が大気中にあったことによって,地球は岩石ができたり,生物が育ったりしたのだから,「全てはCO2から」と言っても過言ではない.そして今,人間は,大理石,コンクリート(石灰石),鉄鋼(海の生物がはき出した酸素で沈殿),サンゴ礁(カルシウムとCO2),そして石油,石炭など,生活のほとんどをCO2に頼っている。

もし,CO2がこれ以上,減ったら,地球が寒冷化することのを止める手段を失い,植物が光合成できなくなり,温暖な気候の中で植物を食べて生きている動物も全滅するだろう。
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もし,人間が自然環境に貢献できるとしたら,それは「CO2を増やすこと」だろう.

人間の活動で古生代のように,現在のCO2の15倍,つまり0.5(0.05?)%から1.0%まで増やせば,この地上はさぞかし生物が繁栄した頃の楽園になるだろう

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