日本文明が世界最古 ・・・ 日本人が知らない

これはこれは 知りませんでした

宮崎正弘の国際ニュース・早読み 「MADE IN CHINA 2025」が消えた

書評

ヘンリー・S・ストークス著 藤田裕行 翻訳・構成
『英国人記者だからわかった日本が世界から尊敬されている本当の理由』(SB新書)

・・・通読して、「おや?」と思ったのは、ストークス氏はいつの間にか縄文時代に遡及し、日本文明が世界最古のものと主張し始めた。これこそは本書が持つ一等重要な箇所ではないかと思った。
 曰く。
「三内丸山遺跡が知られているが、おなじく青森県の太平山元遺跡で発見された土器は、放射性炭素年代測定法によると、約16500年前のもの」(中略)「2013年に、イギリスと日本の共同研究チームは、北海道や福井県で土器を発掘したが、これは約11000から5000年まえのもので、世界最古の加熱調理の痕跡も発見された。
 つまり「太古の文明が(日本に)存在したことを示す証拠が、縄文以前の層から発見されている」。
 よくぞ言ってくれました。日本の縄文遺跡からは武器が見つからない。「一万年以上もの長い間、平和が続いた文明が存在することは、世界を見渡せば、想像を絶するほど珍しいことである」。
 世界歴史標準から言えば旧石器以前の時代、日本の縄文遺跡の層の前に、すでに石製の狩猟用機器が見つかっている。ようやく左翼歴史家とアメリカの学者らが隠蔽してきた歴史の真実が明らかになりつつある。
 だが、そのことを知っている日本人はいったい何人いるのかと、ストークスは辛口に締めくくっている。

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