女性が「腰から下を露出した状態で…」キャプテン・クックが冒険中に絶句した、衝撃的すぎる「挨拶の方法」

 

女性が「腰から下を露出した状態で…」キャプテン・クックが冒険中に絶句した、衝撃的すぎる「挨拶の方法」(週刊現代) @gendai_biz

握手の起源はいつごろ?

自分が武器を持っていないことを示し、相手を安心させる―。これが握手が始まったきっかけだとされている。全世界共通の挨拶となっている握手だが、その起源は私たちが考えているよりも遥かに古い。

Photo by iStock

動物学者らの観察によると、チンパンジーもケンカの後など、仲直りが必要な時には握手をすることが発見されている。これはヒトとチンパンジーが種として分岐する以前、つまり、約700万年前から握手という行為がDNAにプログラミングされていたことを意味するのだ。

こうして長い間、握手は挨拶の定番としての地位を守ってきた。だが、その一方で現れては消えていった挨拶も無数に存在する。その一つが「サメの歯で自らの身体を傷つける」という行為だ。

キャプテン・クックが絶句

1700年代の著名な冒険家であるキャプテン・クックは、南太平洋の島々を探検している中で、現在のタヒチ島にたどり着いた。そこでクックが現地に住む人々の集落を訪れたところ、住人たちが彼を出迎えてくれた。

だが、その中で複数の女性が悲しげな表情を浮かべながら手に持っていたもので自身の身体を傷つけていたというのだ。

驚いたクックが見たところ、それは鋭利なサメの歯だった。彼女らは、この驚きの方法でクックを「歓迎する」という意味の挨拶を行っていたのである。

その場ではあるタヒチ女性が「腰から下を露出した状態」でクックへと向かってきたことも記録されている。なんと、これも当時のタヒチでは時たま行われていた挨拶の一つだったというのだから驚きだ。定着するかは別問題だとして、文化が変われば挨拶も変わるわかりやすい例である。

一方の握手は誕生以来、中世の黒死病や20世紀初頭のスペイン風邪、そして2020年からの新型コロナウイルス感染症などにより、しばしば中断をはさみながらも続いている。

DNAレベルで我々にしみついている「握手」の文化は、簡単にはなくならないだろう。

「週刊現代」2022年9月17日号より

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