優しい言葉と甘いマスクで女性票を得て首相や大統領になるパターンが急増中(カナダ首相)
多くは妄想じみた政策で国を衰退させた
ea95aa73e9a3bb2e947ccdd039e777be-1485684530

画像引用:https://www.metronieuws.nl/wp-content/uploads/2017/01/ea95aa73e9a3bb2e947ccdd039e777be-1485684530.jpg



世界で増える”イケメン首相”

アメリカはバイデン氏が大統領になるのが規定事実になり、トランプ大統領は負けを認めていないが勝敗は確定している。

そのバイデンが大統領になった場合、トランプと違って具体的な公約や政策をあまり言ってこなかった。

支持者の大半は「トランプ以外なら誰でも良い」という理由で投票したからで、具体性よりイメージ優先の選挙戦だった。
 
トランプは傲慢で利己主義者だが、バイデンは女性に優しく平和的だというようなイメージです。

このようにイメージ優先で当選する首相や大統領を、個人的に「イケメン政権」と呼ぶことにする。

各国のイケメンとしてまずイギリスのキャメロン首相を上げない訳にはいかず、本当にイケメンという理由だけで首相になった。


その頃イギリスはサッチャーとメージャーを最後に労働党政権が続いていて、改革開放路線で経済が好調でした。

この情勢を覆す決定打として保守党が送り出したのが「イケメン」キャメロンで見事に女性票を獲得し総選挙で勝利した。

首相になったキャメロンは右往左往し、アメリカが衰退し中国が次の支配者になると思い込んだ。

アメリカとの同盟を破棄すると宣言し習近平にべったりなので、「習近平のプードル犬」というあだ名をつけられた。

キャメロンはEU離脱に反対だったが世論を読み違え、結果的にEU離脱を決めた首相になり退陣した。


次のイケメンはカナダのトルドー首相で、キャメロン以上に俳優のような顔立ちをしている。

これも女性票を獲得し選挙に勝利し、首相就任後はやはり中国の飼い犬のようになりアメリカと対立姿勢を取った。

カナダで慰安婦像を立て南京事件記念碑や対日非難決議などが行われ、カナダは中国のひとつの州のようになった。


バイデンは女性や弱者に受ける政策をする

イケメンではないが優しそうなイメージで首相や大統領になると、多くは左翼的な政策で親中政権になる。

日本では鳩山由紀夫首相や細川護熙首相が「反自民」というだけで当選し、反トランプで当選したバイデンによく似ている。

優しいイメージに甘いマスクが女性に大人気で、言っては何だが女性の投票率が増えるとロクなのが当選しない。


実際に顔が2枚目かどうかはさて置いて、優しいイメージで甘い事を囁く政治家は権力を握ると豹変する。

バイデンが選挙中に言った政策は「大増税」「環境至上主義」「反富裕層」「反株式経済」「弱者救済」などとなっている。

大増税とは富裕層や企業の海外利益への課税で、所得格差を縮小し株式市場への規制を強化する。

環境至上主義は「2050年までにCO2ゼロ」「2035年までに発電CO2実質ゼロ」を掲げている。

アメリカの発電の7割は火力であり石炭が4割、天然ガスが3割程度を占めている。

これを15年後にゼロにするには排出権取引などを活用しても国内のシェール産業は壊滅する。

バイデンはシェールへの補助金を辞めるとも言っていて、太陽光や自然エネルギーだけではとても代替できない。

考えられるのは原発大増設で、自然エネルギーで足りない分は原発で発電する事になります。

バイデンは弱者に優しいイメージで当選し、不法移民の支援や学生ローン支援、貧困者支援を行うと見られている。

不法移民を合法化してお金を与えるそうですが、そんなことをしたら中南米から移民が押し寄せるでしょう。

クリントンからトランプまでの大統領は株価を上げようとし、意図的に株バブルを作り出してきました。

バイデンはどうやら「反株式」のような思想を持っていて、株式市場の高騰が貧富の格差を招いたと言っています。


今はコロナ対策で政府がばら撒いた200兆円もの金が株購入に向かい、ダウ平均は史上最高値の3万ドルを付けている。

バイデンにとってこれは「貧富の差」だとしたら、就任後は株価を下げる政策をとるでしょう。

さらに不気味なのはバイデンは対中国政策を何も言っていない事で、極端な親中や反中政策に走る可能性がある。


バイデンの対中政策によっては中国が本当に「アメリカを超える超大国」になるかも知れないし、旧ソ連のようになるかも知れない。