不決断政権が産んだ「鳩山不況」は、これから本格化するだろう

宮崎正弘
『鳩山不況』を日本経済が乗り切る方法はあるのか
 手続きのスタイルだけ変革し「交替」のイメージ政治では不況突入を逃げられまい


鳩山首相の辞任は時間の問題となったように見受けられる。
しかし彼が野垂れ死にしようが、オザワが捕縛されようが、この不決断政権が産んだ「鳩山不況」は、これから本格化するだろう。
 財政出動、公共事業拡大をなすべきときに正反対の縮小財政やるんだと財務官僚に振り回され、せいぜいが「事業仕分け」の猿芝居。経済をわかっていない政治家の群れが、アイディアの枯渇した財務官僚と組めば、こういう惨状に陥ることは火を見るよりも明らかだった

簡単に言えば需給バランスは供給過多、実需不足。それがデフレを産む。
 銀行に眠って投資に向かわないカネがおよそ120兆円。いま、日本経済がおかれている立場は悪質なデフレ経済である。
 女性エコノミストの誰だかが言った。「ユニクロ栄えて国滅ぶ」と・・・

以下 宮崎さんの 今年の総括と 来年の展望
全文ぜひ 読んでおきましょう

特に ↓

欧州は筆者がマーヒトリヒト条約前後に予想したように「ユーロ」加盟国の経済が明暗を分け、統一通貨の分裂という潮流が明確に予兆される
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