半沢直樹第7話「おーねーがーいーしーまぁぁす!(7文字)」大和田と半沢の共闘にファン感涙

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半沢直樹第7話「おーねーがーいーしーまぁぁす!(7文字)」大和田と半沢の共闘にファン感涙(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 

後編も好調のドラマ『半沢直樹』(TBS日曜劇場/夜9時~)。『半沢直樹4 銀翼のイカロス』(池井戸潤)が原作となる本章の舞台は航空業界。東京中央銀行の中枢はもちろん、金融庁、政府と半沢のまわりは敵だらけ…。怒涛の展開に、手に汗を握ります。 【動画】メガバンクの「出世ピラミッド」をわかりやすく解説!  本記事では、第7回の放送をライターの今井模子さんがレポート。第8回までのおさらいとしてお楽しみください! ※本記事は第7回のネタバレを含みますのでご注意ください

意地とプライド

 今回は、胸が熱くなった人も多いでしょう。香川照之さんが先週Twitterで「神回降臨」と予告していたとおり大和田取締役の出番も増し増しでしたが、とにかく政府vs.銀行の名勝負において銀行チームが見せた意地とプライド、泣かせました。  帝国航空の再建を巡り、政府から要請されている500億円の債権放棄。回答期限は迫っておりかなりの危機的状況ですが、不思議と大和田との名(迷)シーンは盛りだくさんでした。

譲らない大和田の“です”連呼

 まずは半沢が大和田に債権放棄の真意を確かめるシーン。「債権放棄は拒否します」と半沢は再宣言しますが、大和田は「社会情勢も鑑みて同意するのが筋」と言って譲りません。ここからが幼稚園児のようなケンカの始まり。「本気で仰っているんですか?」、大和田「超・本気!」。もう一回、しつこさがウリの半沢が「どうしても拒否しないのか」と聞いても、大和田は「絶対、です! です! ですです! です!」と謎の“です”連呼が炸裂。  続いて、運命の役員会議。政府を相手であっても債権放棄を拒否したい考えの半沢は「借りた金は返す、当たり前のこと」と役員たちを前に熱いプレゼンを続けます。拳を握りしめ、ぐっと背筋を伸ばして話す半沢の姿には、誰しもが心打たれるのです。すると側では、大和田もがぐっときた表情で涙ぐんでいるではありませんか……!   このシーンにはSNSも湧き立ちましたが、もはや視聴者は違う目線で、大和田×半沢の“おっさんずラブ”が止まりません。「大和田、半沢へのときめきが爆発しそう」「完全に主人公に恋するヒロインの顔」などと書かれたほか、イラストレーターの岸田メルさんからも「大和田、恋する瞳で半沢を見つめるのやめろ」と愛あるツッコミがありました。  さらに半沢は大和田と共闘しようと申込むと、大和田は「人にものを頼むときの大事な7文字は!」とのたまいます。でも無言で指折り数える半沢の指が3文字から動かない。もしかしてだけど、<土下座>しか頭に浮かんでいないのでは、半沢さん……と視聴者総出でツッコんだところで、「おね…」「聞こえな~い」「おーねーがーいーしーまぁぁす! (7文字)」と丸く収まり、二人の協定は結ばれたのでした。  前回に失脚した曽根崎(佃典彦)に黒幕を吐かせようとするシーンでも、二人で曽根崎を挟んで「さあ、さあ、さーアサァサァサァ!」と、早速、歌舞伎感も加えながら抜群のコンビネーションを発揮! しかし高級料亭で人事チラつかせて強要って、このシーン、冷静に見ると完全にパワハラですよね…。

堰を切ったように…

 そんな夫婦漫才はここまでにして、今話も佳境へ。  「政府系銀行だから債権放棄には同意」と言い張る開発投資銀行・谷川幸代次長(西田尚美)に、ここでもシツコく“谷川自身は”どう思うのかを問いただす半沢。  すると堰を切ったように「債権放棄なんか“拒否”するべきなんですよ! それぐらいわかっている」「私たちは政府に逆らうことなど許されない。どうしてもできないことだってあるの!」と悲痛な叫びがあがりました。  この数分間の演技については、きっと後から振り返っても名場面だと語り継がれるはず。“鉄の女”の無力感や苛立ちという複雑な心境に引き込まれるうえ、「サラリーマンは会社の方針に逆らえない」というところで多くの人の共感を呼びました。  最後の関門、白井大臣や乃原弁護士への合同報告会。ここで帝国航空の債権放棄の行方が決まるという緊張の場面ですが、はじめに部下の田島(入江甚儀)が半沢に「うち以外の銀行も、みんな放棄するんでしょうね」と能天気に話しかけていて、なんだかほっとします。

柴田がとにかく男前

 そして最初に回答するのは大東京銀行。影響力の最も小さい銀行とあってもちろん政府の進める債権放棄に同意かと思いきや、ここの担当者・柴田がとにかく男前でした!   目を血走らせ、声を震わせて「主力銀行、及び準主力銀行の決定に従わせていただきます!」と決死の一言を放ったのです。演じたのは安藤彰則さん。安藤さんはあの里見浩太朗さんの弟子であり、この言葉を言ったあと吐きそうな様子でうずくまるなど、演技がインパクト抜群。たった1つのシーンで今話が初登場ながら、ネットでも「今週のMVP」「流れを変えた本日のヒーロー」と大きな話題になりました。  そうして続くほかの銀行も、苛立つ白井大臣と乃原弁護士を前にして、決死の覚悟でまったく同じ回答をつづけます。その様子に驚く田島に、半沢が呟くのです「バンカーとしてギリギリの抵抗だ」。これには、こみ上げるものがあります。  回答の順が回り、帝国航空の準主力銀行である東京中央銀行として、半沢は「この債権放棄を、拒絶します」と強い表現でNOを突きつけます。最後、命運を握る主力銀行・開発投資銀行の谷川も、うまく民営化が議決されたことから毅然と「開発投資銀行は、タスクフォースによる債権放棄に対して、見送りの決断を下しました」と答えるのでした。  さて白井大臣は「ああ、やばい……!」と声にならぬ声をあげながら失敗を認めますが、それにより進政党の箕部幹事長(柄本明)の権力はますます強くなることに。来週は頭取が動く回となり、まさかの箕部と頭取の会合、料亭の女将・智美(井川遥)との関係……などが描かれる様子。半沢がやっとここまで辿り着いても、帝国航空の再生への道のりは、まだまだ闇が深いようです。

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