高安が5年ぶり3度目V 新横綱豊昇龍も破る 日本大相撲トーナメント

 

高安が5年ぶり3度目V 新横綱豊昇龍も破る 日本大相撲トーナメント

 

第49回日本大相撲のトーナメントが9日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、幕内トーナメントは高安が5年ぶり3度目の優勝を飾った。決勝で関脇若元春を寄り切り、賞金250万円などを獲得した。

大会2連覇が懸かっていた新横綱の豊昇龍は2回戦から登場し、準々決勝で高安に寄り倒された。大関陣は琴桜が準決勝で若元春に押し出され、大の里は3回戦で玉鷲に押し出されて、それぞれ敗れた。

十両トーナメントは竜電が制した。

例年と異なり主催のフジテレビによるテレビ放送はなかったが、チケットは完売し、会場には9630人の観客が詰めかけた。全5取組を闘い終えた高安は「まさか優勝できるとは思わなかった。たくさんご来場いただいたので一生懸命やりました。満員御礼で、本場所みたいな雰囲気でできました」と声援への感謝を口にした。

元大関のベテランは2回戦から登場すると、遠藤、隆の勝を破って豊昇龍との準々決勝へ。新横綱を左四つに組み止めて寄り倒し、「横綱に勝てたのはうれしいです。時の人ですから」。準決勝は阿炎との突っ張り合いに圧力勝ちして突き落とし。決勝では若元春に対して左を差し合う形になると、右から力強く押っ付けて寄り切った。

妻の杜このみさんと、その両親が客席から見守る前で優勝を飾った高安。今月28日に35歳の誕生日を迎えるが、「あっという間に35。力の限り頑張りたいですね」と意欲は全く衰えていない。

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