瀬戸弘幸
同性カップル「証明書」は必要か
証明書を振りかざして、権利主張が更に声高に叫ばれるかも。
同性カップルの証明書発行条例案、渋谷区の委員会通過 「パートナー」として証明
東京都渋谷区議会の総務区民委員会は26日、同性カップルを結婚に相当する関係と認め、「パートナー」として証明する条例案を賛成多数で可決した。
31日の本会議で議決される見通し。成立すれば、区は4月1日施行、早ければ夏ごろからの証明書発行を目指す。
条例案は、男女平等や多様性の尊重をうたうとともに、「パートナーシップ証明」を実施する条項を盛り込んだ。同性カップルがアパートの入居や病院での面会 を、家族ではないとして断られるケースがあるのを踏まえ、不動産業者や病院に証明書を持つ同性カップルを夫婦と同等に扱うよう求めている。 こうした条例は全国初。
私の立場を先に申し上げるならば同性愛も一つの人間としての愛の形態の一つであれば、それも古代からあるので、今更否定してもなくならないと思うので、そのような人達がいても別に構わないと思っています。
ただ、そのような人に対して今回のような証明書の発行が果たして必要になのか?それについては大きな疑問を持ちます。例えば不動産屋に同性愛の人が部屋を借りるに行った場合、その証明書があるからそのような人達の入居を断れないことになってしまうのではないか?
同性愛者には部屋を貸したくないという人だっているはずですが、それを理由に渋谷区では貸さないという訳には行かなくなるでしょう。また、後で分って周りの人が嫌がって出て行って下さいと言っても、もうそれを口にすることも出来なくなると思う。
好き嫌いというのは差別するとは又別なことであり、一緒には住みたくないという人も出て来るのは仕方がないことだ。こうなるとそのような人達専門のアパートやマンションが必要になってくる。
女性専用マンションとかペットと暮らせるマンションとか、そのように限定された住まいは幾らでもあります。そこには当然男性は入居できないし、ペットが好きでない人も文句が言えないので敬遠することになってしまう。
今どうなっているかと言えば、同性愛者も普通の人も混在して住んでいると思われる。ただ、同性愛者と気がつく人が少ないと思う。どう言うことかと言えばわざわざそれを他人に見せ付けるような振る舞いはないと感じています。
しかし、このような「同性カップル」証明書が公的に役所から出ることになると、より大胆になるのではないか?自分たちは「同性愛者」であるとこれ見よがしに振舞う人も出てこないとも限りません。
そのような光景に違和感を持つ人だって未だに多いし、異様な目で見る人だっていると思います。同性愛者というのは世間一般に理解されているとはとても思えない。そこを履き違えないように生きて行くべきと思います。
私の住んでいるすぐ近くにホモの人達ばかりが飲む一角がある。昔知らないでその飲み屋に入って、何か違和感を覚えたら店員が「初めてですか、普通の人のお店ではなく同性愛者のたまり場です」と言われて、驚いて店を出ました。
ビルに入居している店がそのような店ばかりだ。上野もまた新宿二丁目と同じくホモのメッカでもある。戦後引き上げてきた兵士達が、田舎に戻っても家督でな い限り家を継げない。そこで東北に帰ることもなく、上野あたりにたむろしている内にそのような界隈が出来たと聞いたことがある。
真相は分らないが、そのような悲しい歴史があるならば、それを頭から否定するのはいかがなものだろう。そんな思いで上野に住んでいる。マルエツスーパーではよくそのようなカップルを見かける。今ではごく普通の光景となってしまった。
又近くにはホモの人達が専用にしているホテルがある。外見からは全く分らないが、男性同士のカップルが出入りする姿を見かけるので、そのような人達が利用しているのだと分った。住まいから上野駅にいく道沿いにあるので、どうしても見えてしまう。
昨日そこを通ったら異変があった。そのホテルの入り口の脇に、新しい店が出来ていたホテルが始めたものだろう。「手ぬぐいと褌」の専門店だ。初めて目にしました。神輿を担ぐ人達が頭に巻く手ぬぐいではないのかな?褌は殆ど目にすることはないので、紫色の褌には驚いた。
中に入らずとも外の窓越しから見えるので、少し立ち止まって見てしまったが、どうなのだろう?余りにもカラフルな感じであり、近所の人から苦情が来ないか心配だ。やはり余り目立たない方が良いのではないかと思った。・・・・