国連で怒りの主張した16歳に 胸を打たれたという人 あなたは 勉強不足

 胸を打たれたという人 あなたは　勉強不足

以下のコラムを　お読み！

諌山裕

国連で怒りの主張した16歳に疑問

• 気候サミットで演説したグレタ・トゥンベリさんに筆者が疑問を呈している
• 極論過ぎて現実を見ておらず、「気候正義」の発想は危険な臭いがすると指摘
• 自身が経済的に恵まれているのを棚上げし、経済を批判するのは偽善だとした

 

 池田 信夫

国連温暖化サミットで話題になったスウェーデンの16歳の女の子、グレタ・トゥーンベリは「人類の大量絶滅が始まっている」というが、それは逆である。人類の環境は劇的に改善したのだ。その原因は彼女の憎む経済成長である

先っちょマンブログ

習近平に向かって言うといい    これは正論

エンターテイナー

スウェーデンの16歳の高校生環境活動家グレタ・トゥンベリについてであるが、コイツの国連演説を聞いて胸を打たれたという人が世界中にそれなりにいるようで驚いた。この女子高生は世界中の政治家や経済人に対して「あんたたちは空疎な言葉で私の夢や私の子供時代を奪った」と涙ながらに厳しく非難していたが、私にはアスペルガー症候群のガキがヒステリーを起こしているようにしか見えなかった。

半笑いで見てしまう演説で、トランプ大統領がツイッターで彼女のことを揶揄したのはさもありなんという感じだ。ほかにも、アメリカのニュース番組で政治評論家が「左翼が精神的に病んでいる子供を利用している」と本当のことを言ったら番組を降板させられたという。

本人と父親が飛行機でニューヨークに行けばふたり分の空路移動で済んだのに、ヨットで行ったっきりだから結局3人が空路を使うことになった。トゥンベリ本人はCO2を排出する飛行機を使わず、家族にも使わせないとしているらしいが、本人がヨットで移動しても、サポートする人間が飛行機で余計に移動していては何の意味もない。アホ丸出しのパフォーマンスである。

それに、欧米や日本といった先進国ばかりに文句を垂れても仕方がない。都合のいいときだけ発展途上国になる中国の習近平に向かって言うといい。更なる努力が必要なのは欧米や日本ではなく、これまで何の努力もしてこなかった中国のような国だろう