NYフィル平壌公演の別世界…歪んだ反人権タクト

なるほど こういう裏事情が あったんですね ↓

東アジア黙示録

NYフィル平壌公演の別世界…歪んだ反人権タクト

NYフィルの平壌公演は鳴物入りで中継された。資金を出した日本女性に謎の黒幕…しかし“真の主賓”は会場に現れず失敗に終わった。北鮮プロパガンダのタクトを振った者の罪は深い

資金難を“救った”日本女性
チェスキーナ永江洋子は、イタリア留学後、ハープの演奏家として活動する間に、ミラノの大富豪レンツォ・チェスキーナ氏と結婚。82年の夫の死亡で100億円を超える財産を相続した大富豪。現在もベネチア運河畔の豪邸に暮らし、音楽家のパトロンとして世界的に有名な人物だ。
今回は、最高額の個人スポンサーだったことから、北朝鮮に招かれて歓待され、影の“立役者”などととクローズアップされた。投じた資金は推定で数千万円にのぼるという

NYフィルの平壌公演を力技で実現させた張本人は、何よりもヒル-ライスに代表される米国務省の対北融和派である
平壌公演の前日は、2月25日。即ち韓国大統領就任式の当日だ
もし、昨年の計画通りに米朝の雪解けが進んでいれば、ライスは躊躇いなく平壌を訪れてホールに姿を見せただろう。そして、金正日がホスト役を務め、“歴史的”公演に毒を添えたかも知れない

昨年、平壌公演が持ち上がった際、NYフィルの団員の一部から懸念する声もあがったが、マゼールらが押し切ったと言われる。かつてチャウシェスク体制下のルーマニアでもタクトを振ったマゼールには、人権感覚が備わっていないようだ

チェスキーナ永江洋子にしても、韓国MBCやアシアナ航空にしても、カネの使い道は勝手だなどと言わせない。独裁体制のプロパガンダ支援は、北朝鮮の庶民を苦しめることに繋がる非情な行為なのだ

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