今の医療崩壊の一因
とにかく 安くで やれ!
が どういう結末になるか
いい例として <全文引用>
ゲンダイネット
どんどん増えている!病院がやりたがらない治療
患者はどうすればいいのか!
●病院が儲からないという理由で“突然中止”に……
病院が儲(もう)からないという理由で、公的保険が利く「患者に有益な治療法」が、相次いで廃れているのをご存じか? 国の財政難を理由に医療の“萎縮”“国民へのシワ寄せ”は進むばかり。今あなたが受けている治療も、いつ「当院ではその治療を中止しました」と宣告されるかわからないのだ。
「公的保険の対象になった? これでこの治療法はおしまいだね」
今年4月から保険適用になったPPH(自動縫合器による直腸粘膜切除術)の専門医は力なく笑った。
特殊な自動縫合装置で痔核を治すこの手法は、メスやハサミを使う従来の痔核根治手術に比べ痛みが少ない。1週間から10日間必要だった入院も必要なく、日帰り手術も可能だ。
ところが保険が認めたPPHの治療費は6万3900円。患者にとってはありがたい金額だが、病院側には「PPHをやめろといわんばかりの値段」だという。
保険が認めた治療費の中から、手術に必要な5万円近い自動縫合器の費用を出さなければならないからだ。
「PPHが自由診療だった頃は、治療費は15万円。メスやハサミを使い入院が10日近く必要な従来のやり方と大差ない治療費でした。それで、苦痛もなく“日帰り”ですから、患者さんはもちろん、病院も儲かり喜んでいました。ところが、4月以降は病院から“儲からない手術はやめて欲しい”と言われるようになりました」(首都圏の勤務医)
脳卒中などで脳が腫れる脳浮腫、心筋梗塞、突発性難聴などに効く高圧酸素療法は、知る人ぞ知る治療法だが、普及しない一因は低い保険点数にあるという。
「高圧酸素療法はけがをしたり、血管が詰まったりして酸素不足に陥っている部位に酸素を十分に供給することで、病気やけがで損なわれた組織の回復を促します。酸素が十分な正常な部位では防御反応により血管が収縮、むくみなどを取ります。がんの治療にも効果を発揮するのですが、保険が認める治療費は1週間以上治療が必要な患者で1日約2000円。高圧酸素室を造るには数千万円かかる。ペイできませんよ」(西日本の勤務医)
壊れた歯周組織を治すためのGTR法(組織再生誘導法)や、がん患者に効果があるとされる温熱療法も、安い保険点数が壁になり、病院側が積極的に採用しなくなってきているという。
薬も同じで、薬効は大きく変わらないのに価格の高い薬を積極的に処方するため、安くて良い薬は廃れる傾向にある。
患者は病院が勧める派手な最新治療法にだまされてはいけない。地味だが効果があって治療費が安い治療法はある。それを守るためにも、患者はしっかりした医学知識を持つべきだ。
ゲンダイさん
患者はしっかりした医学知識を持つべきだ
より
まともな 医療が できないは 保険点数が安すぎるからだ
おかしいぞ 厚労省
と 訴えるべきではないかな・・・