日本を蝕む「1億総被害者ヅラ」社会

弱者や被害者を優遇しているうちに、日本は1億総被害者ヅラ社会という気持ち悪い国になった。

まあまあ トトメスさん 話が うまい

思わず 吹き出しそうになりました


トトメス5世

日本を蝕む「1億総被害者ヅラ」社会

「弱者」「被害者」と認められると金と権力を得られる

1億総被害者ヅラ

近頃の日本で目立つのは被害者になりたい人が多いことで、テレビの報道番組では「我こそは真の被害者だ!」と競い合っています。
犯罪や事故や健康被害やパワハラなどなんでも、本来強者である筈の人すら「自分は弱者だ」と主張しています。
たとえば女性は全員弱者らしいですが、女性の収入は戦後ずっと増え続けています。(それでも男性平均より低い)

一方バブル崩壊から30年間男性労働者の平均収入は減り続けていて、企業は男性の給料を減らして女性に配っています。
それでも女性は弱者で被害者だと言い、男性は常に加害者役を押し付けられ、毎年給料を減らされています。
高齢者も弱者で子供も被害者で、LGBTや外国人も弱者なので、悪いのは全て「日本人の成人男性労働者」という事になっています。

社会で起きる全てが成人男性のせいにされ、女性がつまづいて転んでも「ハイヒールという拘束具を強要された」と訴えています。
ハイヒールを履きたくなければ「私は履きません」と言えば良かったのに、「無理やり強要されてきた」と主張しています。
こうした弱者や被害者たちの批判はすべて健康な成人男性に向けられるので、男性は何をやっても批判されます。

頑張って働いて家族を養っても「家事を押し付けられた」と言い、もうなんでもかんでも責任を擦り付ければ良いという風潮になっている。
権力を握っている国会議員も全員が被害者や弱者に成りすまそうとしていて、なんらかの被害を訴えている。
安倍首相は「悪夢の民主政権」や「こんな人たち」の被害に遭っていて、それを追求する連中も被害者だと言っています。
笑ってしまうのは何もしなくても年間数千万円貰える国会議員が、貧しい人の代表のように振舞っていることです。

弱者と言う名の圧力集団

実際にはこれら弱者を主張する人たちは例外なく「権力者」や「圧力集団」です。
実際に弱い立場の人や本当の被害者は泣き寝入りしているのに、被害者を装った圧力団体が金と権力を握るために騒いでいます。
広島長崎の自称被爆者を見ると分かるが、誰よりも健康で長生きしているのに「自分こそ真の被害者だ」と元気に訴えています。

福島原発事故で被曝していないのに避難した住人は、1世帯数千万円から1億円以上も東京電力から受け取りました。それでいて彼らは毎日東電叩きをし、働きもせず補償金として毎月数十万円を東電から受け取っています。
最近千葉で台風の強風被害がありましたが、森田健作知事は「東電は不眠不休で復旧して欲しい」と言いました。
実際東電や電力会社の職員は「不眠不休で」やっていたが、その一方で千葉県は被災家屋の撤去を拒否している。
ゴルフ練習場のポールが倒れた場所では、撤去すると県が費用を負担するので放置しています。
これが他人に「不眠不休でやれ」と言った人がしている事で、自衛隊も不眠不休で活動していました。

ところが被災した千葉県人自身は自衛隊による復旧を当然のサービスくらいに考えている。
自分は被害者なんだから「加害者」の東電や自衛隊が助けるのは当たり前、サービスが遅いと文句を言い賠償金を払えとも言っています。
弱者や被害者を優遇しているうちに、日本は1億総被害者ヅラ社会という気持ち悪い国になった。

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