病院には身寄りのない生活保護の病人が一番の“上客”

ゲンダイネット
病院には身寄りのない生活保護の病人が一番の“上客”【当事者たちが明かす「医療のウラ側」】
関西の40代医療事務員
 4月の診療報酬改定で保険点数が少しばかり上がったからといって、病院経営が苦しいことに変わりはありません。何しろ、全国の半数以上の病院が赤字です。生半可な努力ではすぐに赤字、倒産になってしまいます。
 そんなご時世で一番の“上客”は、身寄りのない、高齢者で生活保護の方です。お金にならない厄介な病人と思われるかもしれませんが、違うのです。医療費は全額税金でまかなわれるので、病院は取りっぱぐれがありません。しかも、身寄りがない高齢者なら、かなり“丁寧”な治療、検査を繰り返しても、文句を言われることはありません。
 最近は生活保護者の人を手助けする団体にバックマージンを払って、患者集めをしている病院もあるそうです。うちはそこまではしませんが、生活保護の病人が来ると、思わずにんまりしてしまいます
 経営が苦しい病院の中には、アルバイト料を払って患者を集めたり、患者が病院に寄付した形にし、保険非適用の治療を施す病院もあると聞きます。
 病院は金儲けとは縁遠い存在なんて思っている人は、よほどのお人よしです。そんな人はいい“お客さん”にされてしまいます。
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