沖縄「土人」発言と異常空間 米兵家族の車に死体写真…完全な憎悪犯罪

zakzak

沖縄「土人」発言と異常空間 米兵家族の車に死体写真…完全な憎悪犯罪

ハ~イ! みなさん。

 日本では、沖縄県・米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事をめぐり、警備に当たっていた大阪府警の機動隊員が、工事反対派に「土人」「シナ人」と発言した問題が騒がれているそうだな。日本の友人に聞いたぜ。

 「土人」は、英語でNative(ネイティヴ)だ。アメリカ原住民は「ネイティヴ・アメリカン」だぜ。そこに差別などない。日本では「土人」や「シナ人」は不適切らしいが、沖縄の米軍基地周辺の「異常空間」は、俺も何度か訪ねているので、よく知っている。

 俺と友人が、米軍基地近くに違法に建てられたテントを見学に行ったところ、いきなり数十人の活動家に囲まれて、「出ていけ!」「ファック・ユー!」「死ね!」などと、聞くに堪えない罵声を浴びた。体をぶつけてくるなど、暴力と言っていい攻撃も受けたぜ。

 ちなみに、テント内には、ハングルや、中国でしか使われていない漢字で書かれたプラカードや横断幕を見たな。活動家に何を言っても無駄なので、俺は英語の歌を歌ってやったが、おびえている米兵家族もいる。

 活動家の中には、米兵家族の車を取り囲み、「ヤンキー・ゴー・ホーム!」と怒鳴り、えたいの知れない死体写真を車のガラスに押し付ける者もいるという。子供たちは泣き出し、「もう日本は嫌だ!」と言っているという。完全な「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」だぜ。

 どうして、沖縄県警はあれを放置しているんだ? 沖縄県の翁長雄志知事は恥ずかしくないのか? 米国では考えられないぜ。不法行為を見逃すから、活動家はどんどん過激になっていく。

 大阪府警の機動隊員2人は戒告処分を受けたそうだが、日本の友人によると、活動家たちは「お前の自宅を知っているぞ」「妻子のいる家に街宣車で抗議に行くぞ」「子供を学校に通わせなくしてやる」などと、機動隊を恫喝(どうかつ)し続けていたという。

 機動隊員も人間だ。怒りを感じるし、恐怖も覚える。特に家族について言及されたら、俺だって黙っていられなくなるかもな。俺に言わせれば、機動隊員の「人権の問題」であり、身に危険を感じる状況でもあるので「生存権の問題」でもある。

 日本では最近、一部政党やメディアを中心に「言葉狩り」が始まっていると聞く。日本や米国を貶めようとする勢力をおしなべて見ると、数字はデタラメで証拠もない。だから、事の本質とは関係のない一言を取り上げて、「差別だ」「侮辱だ」などと攻撃しているのではないか。

 親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。善良な沖縄県民の方々には、偏向した政党やメディアにだまされず、素直な心で「沖縄の真実」を見てほしい。

 では、また会おう!

 トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。自著・共著に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(青林堂)、『日本は、世界の悪を撃退できる』(産経新聞出版)など。

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