日本海軍が対米7割に達した時アメリカは南京事件などを仕立て石油制裁し、属国になるか戦うか迫った
アメリカ人は相手を陥れるためならどんな手段でも使います




中国の最終通告の意

ロシアでは『中国の最終警告』について何もしないという意味だと言われていて。旧ソ連時代からそのように言われ続けて諺に昇華している

1950年に朝鮮戦争があり中国は義勇軍として参戦しアメリカ軍と戦い、1960年代まで台湾海峡を舞台に国共内戦で中華民国軍と戦いアメリカは台湾を支援していた

中国は頻繁に最終警告を出したが何も起きなかったので、中国語の最終警告は何もしないという意味だと知れ渡った

 

その後中国は経済発展をし国連などで影響力を強め「強烈な不満」を口にするようになり、欧米諸国は中国の逆鱗に触れたと思い謝罪していました

2012年にイギリスの(イケメン)キャメロン首相がチベットのダライラマ14世と会談し中国による植民地支配を非難する発言をした

中国はこれに強烈な不満を表明したところ、キャメロンは呼ばれた犬のように北京に出かけて謝罪し「チベットは中国の領土だ」と何度も断言した


以来キャメロンは習近平のプードルというニックネームになり、イギリス訪問した習近平がエリザベス女王に合わせろというと、女王は「会いたくない」と明言したのに見世物のように習の前に引っ張り出した

米オバマ大統領はなぜか日本嫌いだったと言われていて習近平と一緒に日本を叩き潰そうと考え米中首脳会談に臨んだが、そこで習は「日本を中国の領土と認めたらハワイとグアムはアメリカに残してやってもいい」のような提案をしてきた

これでオバマは今まで自分が吹き込まれてきた中国観や日本観がすべて嘘だったのを知り、方向転換して中国と対立を深めました


ドイツのメルケル首相は国ぐるみで害ガス不正検査をやったのがアメリカに指摘され、今後排ガスを出すドイツ車を売れなくなりました

そこでメルケルは中国を訪問し習近平に土下座するような勢いでVWを買ってほしいと頼み込み、中国は補助金まで出して大量のVWを売った

もちろんこれには見返りがあったと考えられドイツはウイグルやチベットや香港・尖閣などの問題で中国に敵対しないよう細心の注意を払っている


このように中国は西側先進国に強い影響力を持っていて、日本に対しても政府自民党内に「江の傭兵」(河野洋平と江沢民を揶揄した)と呼ばれる親中集団が存在した

野中広務とか橋本龍太郎とかが中国に膨大なODAを提供し、天皇訪中を実現したり中国を宗主国のように崇めていました


中国とアメリカの致命的な違い

そんな中国の影響力の源泉は「中国はアメリカを抜いて超大国になる」という経済予想に基づいていて、英キャメロンは「アメリカの次は中国だ」と言ってバスを乗り換えるように中国と同盟を結ぼうとまでしました

中国がアメリカを超えるタイミングは2030年代とされていたが、最近中国の成長率は3%台に下がり、アメリカも平常時は平均3%台なので結局抜かないでしょう

アメリカには対米7割までは許すがそれを超えた国は潰す法則があり、戦前の日本とドイツも要するに「超えてはならない線」を超えたので言いがかりをつけて潰した


ソ連も1960年代から70年代まで軍事力や経済力で対米7割を超え、「良いライバル」から潰すべき敵に変わりました

日本は1980年代から90年台にかけてGDPで対米7割を超え、多くの日本人は「もう10年でアメリカを越えて超大国になる」と信じていました

中国も急成長を遂げて対米7割になってしまい、トランプ大統領が登場し対中制裁を打ち出しました


大統領はバイデンに変わったが対中制裁はむしろ強化されてしまい、米国企業が関わる半導体(事実上全ての半導体)の中国への輸出や移転、生産をすべて禁止した

ロシアのウクライナ侵攻では半導体制裁を受けたロシア軍はドローンすら作れず、イランや北朝鮮に依頼して北からは断られている始末です

アメリカは狙った国の経済力を潰す手段を色々持っていて、人権問題、半導体、エネルギー、情報戦、など多岐にわたります


中国は台湾侵攻を予告しているが飛んで火に入る夏の虫と言ったところで、アメリカは待ってましたと中国を完全封鎖します

中国軍が強いと言っても中国周辺だけなので、アメリカは日本からフィリピンまで中国を海上封鎖する事もできます

中国には同盟国が無いがアメリカには無数にあるので、同盟国込みで考えるとアメリカの国力は中国の数倍あり軍事力ではもっと差があります