中東大戦争は今週始まる?

陳胡痒
米軍艦艇が高速艇に威嚇射撃、イラン艇か ペルシャ湾(AFP)

アメリカは湾岸諸国がドルペッグ制見直しを動きを見せるたびに、イラン相手にこの地域の軍事的緊張を高める動きを作ってきました。いわゆるイラン攻撃詐欺という奴です。イランを攻撃する気もないのに、空母を増派したりとか。
しかし今回はそれで済まなくなる可能性が高いと思います。
イランはナタンツへの遠心分離機増強を発表しましたが、これを機会にイランの核問題と地域の軍事的緊張は激化する可能性が高いです。
というのは、リセッション入りが明確になったにもかかわらず、利下げで金融政策でできることの限界に達してしまったアメリカは、金融危機の時の日本の状況と同じドツボに嵌まっているからです。あのとき日銀はゼロ金利政策をとってじゃぶじゃぶお金を流しましたが、信用収縮による貸し渋りは一向に解消しなかったからです。アメリカの状況はそれに近づいています。これを解決するためには日本がやったように公的資金の注入をして、同時に機能不全になっている金融政策にかわって財政政策をおこなわなければなりません。
一番手っ取り早く、経済波及効果が高いのが戦争です。いくら世界中で嫌う人が増えているとはいえ、米国債を大量に保有する中共相手に戦争などできませんから、するとしたら全世界が納得する相手でなければなりません。なによりイランはイラクと違って自分で核開発を白状しているわけですから。
今アメリカは経済的にも戦争の方向に追い込まれてきています

イスラム嫌いの 陳さんの 言葉は分かりやすい解説です
果たして どうでしょうか?

こういう解説も ↓
田中 宇
中東大戦争は今週始まる?

私がみるところ、イスラエルとイスラム側との対立構造で最も重要なのは、イスラエル対イスラムの対立そのものではない。イスラエルとアメリカの、右派(正しくは、右派のふりをした隠れ多極主義者)と中道派(米英イスラエル中心主義者)との暗闘が、最重要の問題である。この暗闘は、右派と中道派がそれぞれ誰なのかという役者の全体像がはっきりせず、しかも私の独自の分析なので、多くの人に空想だと思われている

と 正直に 告白されるかたの 結論は ↓

このような状況下で、アメリカはイランと戦争するだろうか。おそらくチェイニーは「アメリカがイランと戦うから、イスラエルはヒズボラと戦ってくれ」とイスラエル側に提案し、その策略が進んでいると推測される。イスラエルは今週、もしくはその後の今年末までのいずれかのタイミングで、ヒズボラと戦争に入るかもしれないが、その場合でもアメリカはろくにイランと戦わず、イスラエルに対してはしごを外す策略を行うのではないか。チェイニーの目的はイスラエルを潰し、米英イスラエル中心の体制を崩して世界を多極化することだとしたら、そのようなシナリオが考えられる

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