アメリカ人にとって住宅ローンは貯蓄である

山本清治
サブプライム問題は最終局面へ  円相場は底入れ、反騰へ

アメリカ人にとって住宅ローンは貯蓄である
(1)日本では「アメリカ人は借金まみれで貯金しない」という論評がまかり通っているが、大いなる誤解である。
(2)アメリカでは住宅ローンの金利は全額税額控除となる。例えば年収1,000万円で300万円の税金を払っているサラリーマンは、住宅ローンの利息が年間300万円まで税金がタダになる。それゆえアメリカ人は年収が増えると節税のためにより大きな家に引っ越して、住宅ローンを増やす。アメリカでは2軒目の家まで節税の対象となるから、住宅のローンを完済すると、次ぎに別荘を買う。
(3)そして引退すると住宅を売って老人ホームに入り、豊かな老後を楽しむ。かくして住宅ローンは老後に備えた最善の貯蓄、財産作りとなるのである。
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