世にも不思議な物語 4630万円の田口容疑者は確かに悪い。しかし、その悪さができたのは、「誤送金された資金でも、口座名義人の自由にできる」という常識外れの最高裁判決があったからです。

そうなんだ～

 

(*_*)世にも不思議な物語　4630万円の田口容疑者は確かに悪い。しかし、その悪さができたのは、「誤送金された資金でも、口座名義人の自由にできる」という常識外れの最高裁判決があったからです。｜長谷川七重@宇宙人思考から世界を観察してみます。｜note

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なのに、平成8年4月26日の最高裁判決が、この世間一般の常識を覆して、誤振込による口座に振り込まれた資金でも、口座名義人による預金の出金は有効と判断してしまったのです。

　ということで、阿武町が誤送金したお金を田口容疑者が自由によそに送金できたわけです。
　わたくしは、これって「最高裁の判決がおかしかったせいだ」としか思えません。

これだけデジタル化が進んでいる時代です。銀行送金も自分でする人が増えてきています。たまには振込先をよく確認しないで、うっかり間違えて違う口座に振り込んでしまう人も少なくないでしょう。なのに、誤送金したらそのお金は誤送金された人の自由にできる。返すも返さないのも誤送金された人の自由だというのは、ちょっとおかしいような気がします。

というか、よくよく考えれば振り込み詐欺がこれだけはやっても、銀行が怪しい口座を凍結できないのは、そもそもは「この誤送金資金は口座名義人の自由にできる」という最高裁判決のせいのような気がします。

私は、マスコミ諸氏に、お願いしたいです。
「そもそもは、平成8年4月26日の最高裁判決がおかしい。この変な判決のせいで、今回の事件が発生して、振り込み詐欺口座が凍結できないのだ」と大きな声で主張してほしいと、お願い申し上げます。

それでは、引用を再開して、変な最高裁判決があっても、現実に合わせようと奮闘している検察の皆さんの涙ぐましい努力を語っている、後段を引用します。

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