「大人の虫歯」が痛くないのはなぜ?

そうなんだ

「大人の虫歯」が痛くないワケ 痛みを感じず歯が突然折れることも - ライブドアニュース

象牙質自体が痛みを感じるわけではなく、象牙質にある無数の小さな管状の穴「象牙細管」を通じて、刺激が歯髄の神経に伝わり、痛みを感じる

のです。

子どもの場合は、エナメル質がまだ未熟で薄いため虫歯になりやすく、一旦虫歯ができると、あっという間に虫食いが象牙質に及び、すぐに痛みを感じます。

それが20歳頃になると、エナメル質が完成して厚くなり、エナメル質に覆われた部分は虫歯になりにくくなります。ただし歯髄の状態は子どもの頃とさほど変わっていないため、象牙質に達するような虫歯になれば、やはり痛みを感じます。

ところが年を取るにつれて、体のほかの部分と同様に、歯髄の状態も変化していきます。象牙質が増殖して歯髄腔が小さくなったり、歯髄が繊維化して萎縮したりして、密にあった神経や血管がなくなっていくのです。

要するに、生き物だった歯が、単なる構造物に変わっていくということで、こうなると虫歯になっても痛くありません。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 【画像】 菅首... コロナ禍の新... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。