オバマ医療改革の問題点

アメリカ開業医の独り言
オバマ医療改革は問題だらけ
今アメリカでは、中流層の無保険が多くなり、4,600万人もの人が無保険です・・・オバマ案では、増加する医療費の負担を年収三千万円以上の高額所得者の増税でまかなうというものです。アメリカの失業率が9.5%の今、彼の政策は非現実的です・・・・オバマ案では医療費はもっと増加します・・・

確かに、保険会社は既往疾患のある人にも保険を売るように義務付けられるだろう。だが業界はより厳しい規制と引き換えに 莫大な見返りを手にする。政府がすべての国民に保険商品を買えと命じるからだ。保険業界が議会の動きを賞賛する広告を出しているのもうなずける・・・
確かに、多くの人々が税金による補助で保障を受けられるようになるだろう。だが誰もが機能不全で持続不可能だと認めているシステムに人々を放り込むことになる・・・


苺畑より
恐ろしや、役人が癌患者に自殺を促すオレゴン州の健康保険制度
政府が健康保険に関わるとこういう悲劇が起きるという非常にいい例がオレゴンにあるわけだ。バラク・H・オバマのおばあちゃんは、もう歳なんだから腰の手術なんか受ける必要ない。ダウンシンドロームを持つサラ・ペイリンの息子はどうせ治る見込みはないんだから長期治療など無駄だ、癌治療を嘆願するバーバラ・ワグナーさんには治療の代わり自ら命を絶ってもらう、お医者さんの援助でね。これがオバマケアから期待される健康保険だ

オバマケアの「死の審議会」とは何か? サラ・ペイリンが説明

オバマケアの誰が治療を受け誰が受けられないかという配給制度は、結果的に死の審議会を招くことにあるのだ・・・
民主党の健康保険提案は医療の配給制につながり、病人やお年寄りや障害者がこのような配給制度の下でもっとも苦しむことになり、また、そのような制度の下には「生産性のない」社会のメンバーは政府の役人によって医療を受ける価値があるかどうかを判断されることになる

オバマ大統領の保険アドバイザーであり、参謀長官の兄弟でもあるエマニュエル医師の発言
「社会に参加することが不可能な市民に対しては保証されない
痴呆症の患者に医療サービスを提供しないことなどがある
医療提供の決断は「15歳から40歳までの人を最優先にすべきであり幼少や老年の人々はその後にすべきである」

オバマ法案では 「役人が尊厳死を勧告する」ことも ・・・

これでも まだ ぴんとこないんですが
無保険者を 税金で 面倒見る
いまの日本から見たら 「当然」のようなことが
アメリカでは 問題と なっている

そこには  自分の生死に関して 
役人に つべこべと 言わさない
と いう よき伝統が ある?

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