尖閣列島問題ですが、事件を民主党政権のせいに矮小化してはいけません

青木直人
変節なひとびと

さて、その尖閣列島問題ですが、事件を民主党政権のせいに矮小化してはいけません。なぜなら、自民党と民主党の間に中国外交を巡って本質的な違いがあるわけではないからです。私が繰り返し指摘しているように、「保守のホープ」である安倍晋三氏ですら、靖国神社に参拝できず、総理に就任直後直ちに北京に足を運びました。これが日本の現実であり、自民党総裁がやったことなのです。いくらなんでも、これも民主党の責任だとは言わないでしょう

仮に波が荒れたとしても、潮流までが変化したわけではありません。
アメリカの対中関与政策と中国の対米協調外交こそが両国関係の基調であって、それはオバマ政権下でも継続されている。いずれ政治的なガス抜きガスがすんだら、修復の動きが出てくるだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 新執行部は「... 今日沖縄は中... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。