日本人が知ってはならない歴史

西村眞悟
日本人が知ってはならない歴史

戦時大本営条例の改定、明治36年・・・
是により、戦時においても陸海軍の統帥は並列対等、つまり、ばらばらとなり、戦争の統一的な指揮運用ができない制度が出来上がった。
 この40年後、東京裁判では、東條英樹首相兼陸軍大臣を独裁者とするが、そもそも帝国海軍を指揮統帥できない独裁者などありえない。しかも、東條総理は事前には真珠湾奇襲を知らされておらず、ミッドウェー敗戦に至っては遂に海軍から知らされなかったのである。
 このように、我が国の敗因は、陸海軍統帥の分裂にある。
 つまり我が国の敗因は、
 Commanderの不在、独裁者の不在にある。
・・・・
2、大西洋憲章の発布 昭和16年8月14日
 戦争回避のための日米交渉は、昭和16年4月18日から始まる(近衛内閣)。しかし、アメリカの態度は次第に強硬になり、石油禁輸に致るのはご承知の通り。この石油禁輸は、事実上の宣戦布告である。
 そこで、注目すべきは、8月10日、11日と行われ14日の大西洋憲章発布に致るアメリカ大統領とイギリス首相の会談である。
 この会談はカナダのニューファンドランド沖のイギリス戦艦プリンス・オブ・ウェールズの艦上で行われた。ここでアメリカとイギリスの両首脳であるルーズベルトとチャーチルは、アメリカの「裏口からの参戦」を合意したといわれる。
 是は日本に参戦させる為の秘密謀議、即ち日本軍を真珠湾におびき寄せる謀議である。


著者 若狭和朋氏↓
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